KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●武幸四郎厩舎

・オウバイトウリ
馬房で支度して稽古に出るのを待っているオウバイトウリと担当さんとしばし会話をしてから大仲へ。幸四郎師からスタッフへの会話の中で2歳の話が。それもゲートの件です。思わず《こうちゃん、2歳って何？》と聞いてしまう。『2歳ですよ。入れました』との事です。すでに他厩舎で2頭の2歳を観てはいましたが、幸四郎厩舎でこの時期は珍しいと。その2歳の後ろをオウバイトウリが7時20分にトンネルへ下って行きました。そして数分後に坂路へ。今朝にやって日曜に少しやって来週はそうやらないでと幸四郎師から聞いてはいます。画面の左側をいい感じで行ってます。前に僚馬、どうもその馬を追いかけて並んだのがあと2ハロンぐらいのところ。少し並んで前に出てフィニッシュ。半馬身ぐらい前に出たでしょうか。厩舎の脇で帰ってくるのを待ちます。馬上の助手に聞きます。《併さったの？、併せたの？》と。すると『先生から併せ馬にしろと言われました』との事。今朝はしっかりやるはこれだったのですね。2着はもういいです。勝利へ向けて進んでおります。

栗東坂路（3月7日）
オウバイトウリ
53.4～38.3～24.4～12.2　強め
クーヴェルナイユ
54.8～38.6～24.6～12.2　一杯

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
ふと友道厩舎の朝いちばんの馬を双眼鏡で観ていると、すでにドウデュースがいるではありませんか。小さい角馬場から大きな角馬場で足慣らしをして移動しますのでＣＷへ来るのかを観ていると、新設の左手の角馬場へ行きました。そこで周回してトンネルへ潜ります。残念ながらオウバイトウリの追い切りと被りまして帰るところまで観れませんでした。厩舎へ急行しますと友道先生がクールダウンしている馬を観ていました。『今、ドウデュースは帰りにプールへ行ってます。ええ、たまに左の角馬場にも行くんですよ』との事です。イロイロやるんですね。そうそう、来週の水曜にホットハートビートが入ってくるそうです。ゲート試験を受かって放牧へ出ていましたが、いよいよデビューへと進めて行くのでしょう。