KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
銀世界のなか、朝いちばんに厩舎へ行きました。入ってすぐに支度をしていたドウアドバンテージの馬房がありました。担当さんに話を聞きます。『前脚の左右の爪が良くないのですが、特に左が悪いですね。特殊な蹄鉄を履かせています。今朝、いちばんに乗ってみます』との事でした。コース内の角馬場に姿を現したドウアドバンテージ。手前の角馬場から奥の角馬場へとしっかり乗りこんでから帰ってきました。四位師は『爪の後ろ半分が低い。そこをカバーする様に特殊な鉄を履かせてます。ただそれだと地面を掴むグリップがあまり効かないんですよ』と詳しく教えてくれました。厩舎廻りでクールダウンをしていた担当さんに感触を聞くと『まだ体力がないからハミにもたれています。ちょっと時間がかかりそうですね～』との事でした。夏以来ですが体自体もそう大きくなっていない様に見えます。じっくりとやってもらいましょう。

●角田晃一厩舎

・マイキオラ（3歳牝）
父No Nay Never・母Cuff
馬房で支度してあるマイキオラを前に高野助手と話をします。『坂路1本乗ってからゲートへ行きます。ゲートは駐立から出すまでやります』との事です。まぁ、大人しくて、小さくて可愛いマイキオラです。坂路は普通に乗ってこれてました。そこから降りてゲートへ。開いたら一緒に入れた馬よりも1馬身ぐらい前におりました。そしてけっこうな速さで行きます。これが止まらないというか体を使えないから止められないと言う事なのかと納得しました。帰ってきた馬上の高野助手は『出している訳ではないのに、ああやって行ってしまうのです』との事です。どうやら他の馬よりも手がかかる感じですが、何とかデビューへ向けてとお願いしておきました。体は440ソコソコでしょうか。

●武幸四郎厩舎

・ダミエ
・オウバイトウリ
・マイアイドル（2歳牝）
父アドマイヤマーズ・母テディーズプロミス
朝のこれからコースへ出ると言う忙しい時間にお邪魔してしまいました。ダミエは藤岡康太騎手になったそうです。そして今週は馬場ももうひとつ良くないかも知れません。それを聞きますと『ダートで勝った馬ですし、そこは大丈夫です』との事です。体も前に戻っている現状ですので楽しみにしたいと思います。そしてオウバイトウリは『どうも桜花賞は賞金的に無理かも知れない様です。ダートOP戦はルメールもドバイですからね。津村騎手が開いている様なら前に乗って貰ったので頼む予定です』との事です。そして『マイアイドル（2歳牝・父アドマイヤマーズ・母テディーズプロミス）が明日、入ってきます』です。すでに3頭の2歳馬が入って昨日はそのうちの2頭がゲート試験合格の厩舎です。けっこういいと幸四郎師から前に聞いておりますので実馬をじっくり見たいものですね。