KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
昨日に獣医に見せたドラゴン。経過は如何にと朝いちばんに厩舎へ行きました。馬房のドラゴンは今日は脚も浮かせてません。額を撫でても眼を閉じてこちらのなすまま。どうやら昨日とは違う様です。違う馬房で作業中の田原助手に聞きます。「やっぱり爪でした。骨ではなかったです。レントゲンでうっすらと黒いものが見えてました。白線裂（違う字もある様です）なのか何ともですが。削って貰って痛み止めもしてますので脚はつけてます」との事です。このあとは鈴鹿（社台ファーム鈴鹿）へ出る予定だそうです。残念だった春でしたが秋の復活を待ちましょう。

●角田晃一厩舎

・トッピゴー
昨日のトッピゴーの稽古に乗った西原助手に感触を聞けてなかったので今朝に聞きたくて寄りました。大仲にいた西原助手は「あのデビュー前のいい動きを知ってますのでその時との比較ではまだまだです。でも右へ張る仕草もそうは見せなかったし自分で走ろうとの感じは出てきました。前走よりは確実に良くなってきてるのは確かですね」と言ってくれました。来週土曜の阪神で何とか2勝目をあげて欲しいと願います。

●武幸四郎厩舎

・カルロット（2歳牡）
父リオンディーズ・母ラルケット
・ダミエ
大仲で幸四郎師に聞きます。「カルロットは良かったんじゃない？」と。師は「何もしてないんだけどね」と稽古での手綱を言います。それだけ自分から動けていたのでしょう。想定では9頭ぐらいの阪神初日のマイルの新馬戦です。どんな競馬になるんでしょうかね。そうそう黒板にはカルロットは496キロで、ダミエは488キロと書いてありました。ダミエはデビュー戦が484キロでしたが、それ以降はそんな数字はありません。休む前の体重は452キロと過去最低タイの数字。輸送で減る様ですが、今回はプラス体重で出てくれるはずです。