KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●友道康夫厩舎

・ティプタラ（3歳牡）
父Dubawi／母Meow
今朝はいちばんで友道厩舎へ。ティプタラ担当の花田さんと話をするためです。彼はショウヘイとカムニャックを担当していたはずです。馬房にいましたので、どんな馬なのかを聞きます。「そんなに大きな馬ではないです。440～450ぐらいでしょうか。昨日乗った感じでは、すぐに未勝利は勝てそうな気がします」とのことです。「G1の匂いがしますか？」と聞くと、笑っておりました。まあ冗談はともかく、悪くなさそうです。小倉最後の方で芝、というと1200か1800になります。先々は1400からマイルぐらいの馬だろうとも言っておりました。週末から時計を出す予定だそうです。「よろしくお願いいたします」と後にしました。見守っていきたいですね。

●角田晃一厩舎

・イフウドウドウ
・トッピゴー
昨日のイフウドウドウが実に良く見えたので、乗った西原助手の感触を聞きたくて厩舎へ向かいます。馬房で作業中の西原助手は、「先週は併せ馬でやりましたが、相手と一緒に終いを伸ばせるぐらいの感じではなかったです。昨日はそれもできる感触でしたので、溜めて終い伸ばしてみました」とのこと。こちらが観ていた感じでは、馬自身が動けたと思っていただけに、意外なコメントでしたね。続けて「それでも思っていた様に伸びてくれましたし、反応も良かったですね」とも言います。あとは実戦でそれを発揮できるかどうかのようです。やはり実際に乗っている人の意見は聞くものですね。トッピゴーは明日朝に軽く時計を出す程度だそうです。朝に角馬場で戸谷さんが乗っている姿を見ましたが、慎重に慎重に乗っている様に見受けられました。脚回りがややこしい馬であるだけに、次走に向けて丁寧な調整が必要です。

●武幸四郎厩舎

・マイアイドル
・ペンテリコン
大仲で上籠助手と話します。ペンテリコンは朝いちばんに彼が乗って坂路で時計を出すとのこと。「どれくらい？」と聞きますと、「55ぐらいで、あまりやらない」と言ってました。坂路を上がってきたペンテリコン。前半の行きっぷりからして、そんなに遅い感じではありません。やはりどんどんペースも上がり、最後には少し手も動いておりました。引き上げてきた馬上に聞きますと、「先生がビシッとやれと」と言います。続けて、「息はまだ荒いですけれども、動けてましたね」とのことでした。来週が間に合うかどうかの判断だったのかと思えます。幸四郎師に聞きますと、「来週の1000ダートで吉村誠之助騎手、マイアイドルは3週目の1200牝馬で菱田騎手で予定している」とのことでした。

栗東坂路（6月26日）
ペンテリコン
52.7-37.7-24.4-12.2 一杯