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トレセンレポート

所有馬近況

2025.07.10 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●友道康夫厩舎

・ティプタラ(3歳牡)
父Dubawi/母Meow
昨日のティプタラは角馬場でほぐしているのを確認したのですが、坂路かと思って待っていたところ、見逃したのかと思ったほどでした。実際はCWで乗っていたようです。そこで朝いちばんに花田さんへ、《今日がCWなので昨日も入れたんですか?》と聞いてみますと、「いえいえ、けっこうコースにも入れてますよ。今日は70の40ぐらいの予定でやります」とのことでした。坂路での追い切りでは右へ右へと凭れる傾向があったので、コースでの感触も気になるところです。じっくりと角馬場でほぐしたあと、CWへ。ゆったりと入り、大外を回って、最後も外ラチ沿いを通る形でした。出入り口で待っていると、友道先生も来てくれました。「悪くないですね。中京2週目ですので、その前の週に和田君にも乗ってもらいます」とのことです。上がってきたティプタラと花田さん。花田さんは、「今日は全然もたれるところもなかったです。いいですね~」と笑顔で話してくれました。馬体はちょうど450キロで、締まった体をしています。

栗東CW(7月10日)
ティプタラ
86.2 – 70.0 – 54.4 – 39.4 – 11.9 やや強め

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
朝に寄りまして、チカミリオンの中京初日は幸騎手が乗れそうだとの話をいただきました。今朝は八木さんが乗って追い切るとのこと。坂路開場を待ちます。ほぼ朝いちばんのグループに姿がありました。画面の左側がチカミリオン。最初は相手を先に行かせての追走。あと1Fあたりから並び加減になり、そこから少しだけ手応えで相手を上回ってのゴール。いつもは相手より劣勢の手応えだっただけに、今回の休み明けは良さそうに見えました。厩舎へ向かおうとしているとき、別の馬で次の出番に備えて移動中の八木助手と話せました。「いつもだと道中いい感じで行っていても、最後は手応えがなくなるんですが、今朝は最後まで気を抜かずに走ってくれたね」と、好感触だったようです。

栗東坂路(7月10日)
チカミリオン
53.2 – 38.2 – 24.5 – 12.3 強め
フーガカンタービレ
53.6 – 38.6 – 24.8 – 12.3 一杯
内が2馬身追走し、頭差先着

●池江泰寿厩舎

・ドウジャスティ
今朝も、ちょうど打ち合わせが終わったあたりに厩舎へ到着。池江先生が「ドウジャスティは1週早めて、来週の小倉へ使います」と話してくれました。ジョッキーはと尋ねると、「上の方から順番に頼んでおります」とのこと。先生が離れた後、兼武さんにじっくり聞きます。「昨日の稽古の動きが悪くなかったので、予定を早めました。ソエは両前ですが、特に左前を“だましだまし”という感じですね」とのこと。後がない未勝利戦ですから、1戦1戦が本当に大切になります。

●武幸四郎厩舎

・マイアイドル
・ダミエ
今朝も最後は幸四郎厩舎。到着すると三好さんがいたので、マイアイドルについて聞きます。「ええ、大丈夫ですよ。今週に出られそうですね」とのことでした。続いて、大仲で上籠助手にダミエについて聞きます。担当は清生助手だそうで、朝いちばんに上籠助手が乗るとのこと。外の角馬場、そしてBコースを半周してから坂路入り。最初は少し掛かり気味な様子で「持っていかれるか?」と思いましたが、何とか落ち着いて、最後はリラックスしてゴールしました。厩舎へ帰ってきた頃合いを見て、再び訪ねて話を聞きます。「今日は久々だったから、あんなもんでしょうかね」とのこと。清生さんも、以前一度ダミエを担当していたそうなので、よく知っているようです。ダミエは中京初日の四日市特別を幸騎手で予定しているとのことでした。

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