KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ボディブロー
札幌遠征馬もすべて帰ってきている頃合い。ボディブローもいるかもと朝いちばんに寄ってみました。馬房前の名前に彼はいません。大仲あたりで厩務員達が集まっていました。乗り手はもう出払っている様です。渡辺助手に聞いてみます。「ボディブローはいますか？」と。彼は『今日、放牧へ出て行きます』との事です。馬房を聞きますと『離れの馬房にいます』との事です。今朝のメニューはマシンとありました。渡辺助手は『直ぐに帰ってくると思いますよ』との事です。また寄らせて貰いますとあとにしました。

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
チャーチルデュース（牡2鹿）
父 into Mischief・母ビューティフルギフト
・キボウホー（牡2黒鹿）
父 Zarak・母シーユーオールウェイズ
そろそろドラゴンの入厩が近いのかと松永幹厩舎へ向かいました。黒板の予定表には書いてありません。放牧先にはありました。もう少し先かと後にしました。スタンドで松永幹師に聞きました。『ドラゴンの入厩時期を決めないといけませんね』でした。京都1週目の予定はなさそうです。師は続けてチャーチルデュースについて『ソエの写真を見ますか？』と見せようとしてましたが期限切れで画像は観れずじまい。続けて『厩務員が送ってきた映像なんですがね。ソエですのでそう時間はかからないと思いますよ。ケンタッキーダービーへ行こうかと話してたんですよ。ダートも走りそうです』と威勢のいい話が聞けました。そして『ザラクの子供が鈴鹿に入ったと聞いてます。こちらへ連れてきてゲート試験を受けねばなりませんね』と言っておりました。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
厩舎へ着いて自転車を下りて向かうと輪乗りをしている馬がいます。ドウアドバンテージです。先週に放牧かと聞いてましたが、日曜の坂路でも時計こそ遅いが乗っているのを確認してありました。深川君は『在厩でやることになりました。意外と経過もいいのでそう決まりました』と言います。どうやら蹄鉄の真ん中に渡りを入れたものを使用している様です。続けて『今朝に坂路で少し時計を出します。そうやりませんが』との事です。角馬場で元気良すぎるぐらいのドウアドバンテージを見ました。坂路へ向かう時にも首をかなり振っております。登坂してけっこうな感じで行きます。最後もまったくの馬なりと言った感じではなく少し強めた感じです。坂路出口で帰ってきた深川助手に話を聞きます。『少し時計が早くなっちゃった』と笑っております。体を観ても太目感もなく直ぐに走れそうな感じです。『そうですね、太い感じはないですね。息遣いも全然問題ないですし、しっかりと乗ってから使いますので』と去っていきました。楽しみにしたいと思います。

栗東坂路（9月10日）
ドウアドバンテージ
53.0－38.1－25.3－12.8　馬なり

●笹田和秀厩舎

・マイノワール
運動中の祖父江助手と話せました。『マイノワールは今朝に2番目の乗り番で時計を出します。熱発もなく帰ってきてくれましたし日曜にも時計を出しまして元気です』との事です。角馬場でじっくりとほぐしてから坂路。どうやら併せ馬の様です。画面では左側。最初は少し後ろから行って徐々に近づいて、あと1Fでは並びます。相手が押しているのにこちらは馬なり。ゴールでも1馬身ぐらい前に出たかと見えました。クールダウンしている頃合いに厩舎廻りで話をききます。『併せ馬でしたが相手が未勝利馬ですし手応えも楽でいい感じでしたよ。ゲートは函館でも練習したんですが練習の時はいいんです。実戦では私がゲート内から出るとすぐにやりだします。外枠の方が待つ時間が短い分でいいのかもと思いますが、こればっかりはやってみないとですね』です。ダートはいいのは前走で判りました。あとはゲートを少しでもマシな出方をして、少しでも前走より前目で競馬が出来たらなんですがね。笹田師も直線の長い距離の方が絶対にいいと言ってますので楽しみな今回ですね。

栗東坂路（9月10日）
マイノワール
52.8－38.6－25.0－12.5　馬なり
ターミネーター
53.2－38.9－25.2－12.6　一杯
内が2馬身追走して1馬身先着

●武幸四郎厩舎

・ペンテリコン
・カルロット
厩舎前の診療所廻りを運動中の清生助手に聞きました。「直線で内に凭れている様に見受けたけど…」と言いますと『ジョッキーはバテちゃったと言ってましたよ』との声でした。朝いちばんの稽古の馬を引いておりましたので明日朝にでもジックリと聞いてみます。大仲の番組表には中1週の中山1200ダート戦に名前がありました。スタンドで幸四郎師にそこを聞いてみますと『その週に中山では同じ距離が3鞍あるから出れるのではないかと』だそうです。カルロットは明日追い切りになると南井助手に聞きました。黒板に書いてある馬体重が512キロと先週の524キロからだいぶ減っている様です。明日朝にいろいろと聞きたいと思っております。