21日、阪神競馬場で行われた第3レース・3歳未勝利(ダ1800m・10頭立て)に、ローズエンペラー(牡3・栗東・池江泰寿)がC.ルメール騎手・56kgで出走し、1番人気、500キロで前走からプラス6キロでした。
急遽、武豊騎手の右足部靱帯(じんたい)損傷により、C.ルメール騎手に乗り替わるアクシデントもありましたが、単勝1.5倍、断然の1番人気に支持されて、負けるわけにいかないレースでした。道中はスピードに乗ってスムーズに先行、平均ペースの2番手の位置で流れに乗りました。勝負どころから早めに先頭を伺い、抜け出しを図りましたが、直線の攻防は外から来たライバルとの激しい追い比べとなりました。それでもラストはグイっともうひと伸びし、しぶとくアタマ差振り切ってゴール。嬉しい初勝利を飾っています。勝ちタイムは1分53秒8(不良)。
管理する池江泰寿調教師は「馬体は増えていたのは良かったですし、まったく太くもなかったですね。レースではまだ遊びながら走っており、今日は直線で2着に来た馬を待っていた感じで、レースを覚えさせていきたいですね。悪い馬場で走ったので負担があるでしょうし、今後はひと息入れたいと思います」と、レースを振り返ってくれました。
所有馬近況
2024.11.21
トレセンレポート