12日、阪神競馬場で行われた第11レース・京都記念(4歳以上オープン・G2・芝2200m・13頭立て・1着賞金=6200万円)に、ドウデュース(牡4・栗東・友道康夫)が武豊騎手・58kg、1番人気で出走し優勝。馬体重は508キロで、勝ちタイムは2分10秒9(良)でした。
昨年の凱旋門賞以来の出走となったドウデュースが、今年の初戦を快勝しました。レースではスタートを五分に馬なりで後方3番手からの競馬となりました。向こう正面では少しかかり気味なところもありましたが、我慢しながら大外から徐々に進出。4コーナーで早くも先団に取りつける行きっぷりで、直線ではあっという間に後続を突き放すワンサイドな走りを披露。力の違いを見せて、次走予定しているドバイへ向けて好発進となりました。
殊勲の武豊騎手は「ドウデュースらしい走りが出来ました。状態はすごく良かったと思います。この馬のことを知り尽くしているスタッフですし、良い状態で今日を迎えることが出来ましたね。今日はらしさが出せて良かったです。昨年のダービー馬ですし、もう一度最強と言われるぐらいの結果を出していきたいですよね」とレースを振り返りました。
また、管理する友道康夫調教師は「ダービーからプラス18キロでしたが、成長分と休み明けの分で、ほとんど成長分だと思います。体もパワーアップしていたし、豊ジョッキーも昨年のダービーと比べればかなりパワーアップしていると言っていました。競馬自体は休み明けの分なのか、向こう正面では行きたがっていましたが、3、4コーナーで大外回って厳しい競馬はしましたが、最後余裕で抜け出してきてくれて、本当に強い内容だったと思います。フランスの2戦がああいう競馬だったので、心配なところもあったんですけども、出来に関しては心配していなかったです。在厩でこのままドバイへ向かう予定です」と今後の予定を話してくれました。
所有馬近況
2024.10.10
トレセンレポート