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ドウデュースが第68回有馬記念を制覇

2023.12.24 NEWS

 12月24日、中山競馬場で行われた第68回有馬記念(3歳以上オープン・G1・芝2500m・16頭立て・1着賞金=5億円)に、ドウデュース(牡4・栗東・友道康夫)が武豊騎手・58kg、2番人気で出走し見事優勝。馬体重は506キロで、勝ちタイムは2分30秒9(良)でした。

 この秋、3戦目となったドウデュースは武豊騎手とのコンビ復活で、満を持しての出走でした。レースでは5番枠からゆったりとした飛び出しで後方待機策を選択。しっかりと後方2番手付近で折り合い、じっくりと機を伺って行きました。2週目向こう正面からじわっと押し上げていき、3、4コーナーで一気にひと捲り。抜群の手応えで先団を射程圏に入れて行きました。

 直線に向いてからも大観衆に押されるように素晴らしい差し脚を繰り出して、坂を登って先に抜け出したスターズオンアース、逃げ粘ったタイトルホルダーを捕らえると、そのまま半馬身差し切ってのゴール。鮮やかな差し切りで第68回有馬記念を制しています。

 殊勲の武豊騎手は「ドウデュースも私も帰ってきました!状態はすごくいいなと思っていたので、この馬のいいところを出すことだけを考えて、前半はもうこの馬のリズムでゆっくりと行って、とにかくラストの脚はいいものを持っているので、そこにかけてました。道中は少し、馬が元気良すぎたところがあったんですけど、なんとか我慢できたので。残り700mぐらいから、この馬の末脚を生かすだけ生かそうと思って。4コーナー回ってくるときの感じが良かったので、なんとかなるかなと思いました。ダービーの後、本当に苦しい思いをしてたので、この馬はこんなもんじゃないと思ってずっとここまで来て、今日の強いメンバーですけど、ドウデュースが1番強いと思って乗りました。本当にこれまで素晴らしい馬に恵まれて、今日もこういうドウデュースという名馬と共に有馬記念を挑めて、本当に幸せだなと思います。本当にいつも応援していただきありがとうございます。今日は本当にドウデュースと共にいいレースをすることができました。やっぱり競馬はいいなと思います。今後皆さん応援してください。メリークリスマス!」と、喜びの声を競馬ファンに届けました。

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