KIEFERS SALON

THE EUROPEAN JOURNAL

海外馬近況

2022.05.03 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

●ニンジャ

4月16日コーク競馬場の未勝利戦で今季初戦に挑んだニンジャは7着に敗れました。「調教でも能力を感じるのですが、実戦で力を出し切れないのは精神的な影響なのか、敗因が掴みにくいです」とエイダン・オブライエン調教師。後ろ脚の膝に気になる部分もあるということで、パドックで放牧する時間を増やすなど、次走に向けてケアをしているということです。次戦以降での初勝利が期待されます。

●モシモシ・ヤマトナデシコ

ノルマンディーの牧場で繁殖牝馬となり、先日アルマンゾルと交配されたモシモシは、無事に受胎が確認されました。またクールモアスタッドにいるヤマトナデシコも、スタースパングルドバナーを受胎したことが確認されています。

A.オブライエン師も期待のペロタン

●ペロタン

未出走のペロタンは、デビュー戦に向けて引き続き調整中。バリードイルの牝馬専用の厩舎で昨年の英1000ギニーを勝ったマザーアースなどとトレーニングが行われています。「調教の動きから、能力はステークスレベルのものを感じます」とエイダン・オブライエン調教師。デビュー戦から良い結果が期待が出来そうです。課題はカッとなる気性面にあるということで放牧の時間を長く取りバランスを保っているということです。

このページをシェア

KIEFERS SALON
KIEFERS SALON

キーファーズのイマがここに