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THE EUROPEAN JOURNAL

キーファーズ 英国初の所有馬がデビュー

2022.09.21 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

 キーファーズの英国での初の所有馬となるヤングアンドファンが、15日英ヤーマス競馬場の未勝利戦でデビューしました。ポストポンドなどで知られるR・ヴェリアン厩舎に所属し、これまで順調に調教が行われてきました。

 当初9日のデビューが予定されていましたが、エリザベス女王が亡くなられたため英国の競馬開催が中止となり、1週間スライドしてのデビューになりました。6ハロンのレースは前半に挟まれる不利もあり、スムーズなレースが出来ませんでした。騎乗したアッゼニ騎手も無理をさせず、最後は8着でゴールしています。

 ヴェリアン調教師は「デビュー勝ちを飾ることが出来ず申し訳ありませんでした。今回のレースはこの馬にとって良い経験になったと思います。次走は7日ニューマーケットの7ハロンの未勝利戦で続戦を予定しています」ゴールデンホーンやクラックスマンなど数々の名馬を所有してきた生産者のアンソニー・オッペンハイマー氏が「本当は売りたくなかった」と話した牝馬で、次走での変わり身と先々の活躍が期待されます。

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