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THE EUROPEAN JOURNAL

クールモアとの新たな共同所有馬

2023.09.12 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

©Yasufumi Sawada

 キーファーズとクールモアの新たな共同所有馬であるファイター(牡2)が、パンチェスタウン競馬場のメイドンで、13日デビューを迎えます。父フランケル、母ナイトヴィジット、母父シンダーという超良血馬で、半兄トレーディングレザーはエイダンの師匠であるジム・ボルジャー調教師が管理して13年の愛ダービーを制しています。

 トレーディングレザーは名種牡馬テオフィロの産駒でしたが、ファイターは父が史上最強馬として名高いフランケルに替わっています。写真は1歳時のものであどけないですが、大きく成長しており、バリードイルに入厩した昨年暮れから「動きが良く、頭もいい」と高く評価され、デビューに向けて順調に乗り込まれてきました。「マイルでスタートするが、素晴らしい馬で、来年はミドルディスタンスでも通用するだろう」ということで、期待が高まります。

 またブルームは今週金曜日、セントレジャーフェスティバルが開催されるドンカスター競馬場の英G2ドンカスターCへの参戦を視野に入れているということです。

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