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THE EUROPEAN JOURNAL

アイルランドで超良血馬がデビュー

2024.06.28 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

●トリニティカレッジ

キーファーズとクールモアの新たな共同所有馬であるトリニティカレッジが、今週土曜日アイルランド・カラ競馬場の芝1400mの2歳未勝利戦でデビュー予定となっています。父が欧州を代表する名種牡馬のドバウィ、母が2019年の英・愛1000ギニーを制した名牝ハーモサという血統の鹿毛馬で、松島オーナーとクールモアの信頼関係があっての共有が実現した超良血馬。

昨年の育成時代からエイダン・オブライエン調教師が素質の高さを一貫して評価してきました。「彼は素晴らしい馬で、さらにこのレースを使って、さらに大きく成長すると思います。将来的には本当に素晴らしい牡馬となるであろう働きを調教で見せています。土曜日のレースでも素晴らしいレースを走ってくれると思いますし、このレースで大きく成長するでしょう」ということで、土曜日のデビュー戦での走りに期待が高まります。

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