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THE EUROPEAN JOURNAL

リリーハートは来春繁殖入り…ラストランは5着

2024.10.28 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

 ドウデュースが天皇賞・秋を制した同日、仏サンクルー競馬場では、リリーハートが長距離G3ベルドゥニュイ賞に出走。3番人気で好位からレースを進めましたが、5着に敗れています。ガリレオ産駒の良血馬で来春の繁殖入りが決まっており、今回がラストランになる見込み。

 エイダン・オブライエン調教師は同馬のこれまでの頑張りをねぎらい、ウートンバセットとの配合を勧めていました。エイダン、ライアン・ムーア騎手共々、天皇賞の結果を知っており、「松島オーナーと武豊騎手におめでとうございます」と話していました。来月は晩秋の府中でドウデュースとオーギュストロダンの夢の対戦から目が離せません。

 ジョセフ・オブライエン調教師の姿もあり、アルリファーについては「順調ですが今は来季に備えてしっかり休ませたいと思っています。メイダンが合いそうなのでドバイシーマクラシックをターゲットに入れていますが、まだ漠然とですが、その前にどこかで一度叩くことを考えています。欧州ではフランスのレース(ガネー賞やイスパーン賞)にも遠征させたいですね」と話していました。

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