KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・トリプルループ
朝いちばんに厩舎に顔を出しました。丁度、これから坂路へ向かう前の輪乗りをしている時間帯でした。どうやら森師は不在な様で馬房へと向かいました。トリプルループはまだ鞍を付けないでの状態で居りました。厩務員さんに聞きますと『右後脚の外傷も収まってきています。まだ腫れはありますがだいぶ良くなっていますよ』との事でした。思ったよりも回復が早いので放牧のプランがなくなった様です。大仲前のボードには日曜で坂路で時計を出す予定も書いてありました。どうやら大事には至らなかった様で在厩で進めて地方交流の登録待ちなのかと思えます。

●武幸四郎厩舎

・オウバイトウリ
今朝はオウバイトウリが時計を出すとの事で厩舎に顔を出しました。幸四郎師は『坂路で併せ馬でやります。キアロヴェローチェが後ろから追いかける感じでの予定です』との事でした。今回はＣＷでなく坂路中心で仕上げて行くと聞いています。幸四郎師もカワに乗って３頭で坂路へ向かいます。カワは前の２頭の少し後ろを行きます。オウバイトウリがなかなかにいい手応えで最後の1Fに来ます。馬上が左のキアロヴェローチェを振り返るほどの余裕です。厩舎へ引き上げてきた馬を観てから幸四郎師とまた話せました。『オウバイトウリの方が今は動けている。キアロヴェローチェは立ち上げが1週遅い分もあるけど、オウバイトウリが良くなってもいるのは確か』と言う事です。来週はもうそんなにやらないとの事です。キアロヴェローチェもそうですが、稽古の動き程に実戦で動けてなかったデビュー戦でした。そこは気性とかいろいろなものがありますからね。でも1週前としては上々のオウバイトウリでした。

栗東坂路（8月31日）
オウバイトウリ
53.7～38.6～25.2～12.8　馬なり
キアロヴェローチェ
55.0～39.2～25.6～13.1　強め