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トレセンレポート

所有馬近況

2023.09.13 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

©競馬のおはなし

●森秀行厩舎

・トリプルループ
朝いちばんに厩舎に行きますと丁度、輪乗りをしている中にトリプルループもおりました。稽古は明日朝に坂路でやる予定だそうです。どこへ使うのかを尋ねますと今週日曜、阪神8R・1800ダートへ武豊騎手で行きますとの事。日曜にも50秒の時計を出すなどピッチがあがって来ておりましたが、まさか中央での出走になるとは驚きでした。最終追い切りの明日朝にジックリと動きを見させて貰います。

●松永幹夫厩舎

・セングンバンバ(2歳牡)
父ブリックスアンドモルタル・母エルディアマンテ
朝、第一弾を送りだしてひと息入れているところで松永幹先生に話せました。『セングンバンバ、今朝も先週と同じ馬との併せ馬です。レースは京都1週目の真ん中の日、1800芝で武豊騎手です』との事でした。坂路の朝いちばんの時間帯に2頭で追ったのを見届けましたが、先週よりも少しはいい動きになった様な感じはありました。もう少し稽古を積めますし、どれだけ変わっていけるかでしょうね。

栗東坂路(9月13日)
セングンバンバ
54.4~39.7~26.0~13.0 馬なり
カゼノランナー
54.4~39.7~26.1~13.0 馬なり
セングンバンバは0.1秒追走0.1秒遅れ

●武幸四郎厩舎

・オウバイトウリ
・ダミエ
朝、いちばんの組が厩舎から出て行った頃に厩舎にたどり着きました。師がいたので話を聞きました。『オウバイトウリは惜しかったね。次はダート戦にする事になりました。次週の1400ダート(9月24日・阪神3R・1400ダート)を予定してます。ダミエはうちの朝いちばんに坂路で併せ馬。僕が2歳に乗って後ろから追いかけます』との事でした。所定の時間になって坂路へ現れた2頭。幸四郎師のカワがけっこういい感じで動いてましたが、ダミエもまずまず喰らいついて来ていました。後刻に厩舎で師にまた話をしました。『ダミエ、悪くなさそう。阪神にするか中山にするのか、あとでメンバーを観て相談します』との事でした。前走で差しを習得したダミエ。少しは前進した感じではありますね。

栗東坂路(9月13日)
カワ
53.0~38.5~24.3~12.6 馬なり
ダミエ
53.8~39.1~25.5~12.7 強め
ダミエは0.8秒先行、同入

●池江泰寿厩舎

・キスラー
今朝は7時頃に小牧加也太騎手を背に馬場へと入ったキスラー。小さい障害を飛ばしておりました。朝に馬房で担当さんに聞きますと、来週の阪神、9月24日に行くそうです。引き上げてきて馬から降りたジョッキーと話が出来ました。『使ってよくなっている感じですね。右廻りも平気だと思いますよ。出次第ではありますが、今回は前目で競馬をしたいですね』との事。今週はこんな感じで軽めだそうで来週に動きだす模様です。

●石橋守厩舎

・ロン
朝いちばんに厩舎へ寄りますと、厩舎の敷地内にあるトレッドミルと言うのでしょうか、無人で運動が出来る設備で歩いておりました。調教師に聞きますと今朝は師が自ら乗って坂路で併せ馬との事でした。所定の時間が来まして馬場内の新しく出来た角馬場にて体をほぐしてから坂路へ。相手は芹沢助手が乗るタガノトランキーロ。決して早い感じはしないのですが、あがってみるとけっこう早い時計となっておりました。後刻に石橋師に聞きますと『ちょっと予定よりも時計が早く出てしまったけれど無理してないからね。ノドは相変わらずだけれど、そこは仕方ないからね。京都2週目の1400芝。そこらあたりで丁度いい仕上がりになるはずなんだ』との事でした。まだ1ヶ月近くありますのでジックリと仕上がって行く過程を見守りたいと思います。

栗東坂路(9月13日)
ロン
52.7~38.7~25.3~12.6 馬なり
タガノトランキーロ
52.9~38.9~25.5~12.6 馬なり
ロンは0.2秒追走同入

●小崎憲厩舎

・オーマイオーマイ
スタンドにて小崎先生から声をかけられました。『オーマイオーマイ、入っておりますよ。交流競馬を今週から入れて行きたいと思っています。時計は明日朝にやる予定ですよ』との事でした。先週の金曜には入厩していた様ですね』18日に登録は船橋での9月27日(水)のフレンドリーサドル特別で1700ダート戦が間近の登録です。

●角田晃一厩舎

・トッピゴー(2歳牡)
父デクラレーションオブウォー・母スマートレイチェル
朝、馬房を覗きますと馬装をしているところでした。担当さんが作業をしているのをじっと待っている程に大人しい性格です。8時に角馬場に入って体をほぐしてから同じ時期に入ってきたゼンダンスカイとの併せ馬。やや先行はしていましたが、あと1ハロンぐらいで並んでも抜かせない感じで余裕の手応えでした。角田師は『悪くない動きでしたね。後は追った時に伸びるかだけですね。ジックリと乗って来てますから、体はともかくも息は出来てますよ。京都の1週目の1400ダート戦ぐらいを考えています』との事でした。マッチョな体型ではありますが、なかなか走りそうな感じですよ。

栗東坂路(9月13日)
トッピゴー
54.6~39.2~25.4~12.3 馬なり
ゼンダンスカイ
54.1~38.9~25.2~12.3 一杯
トッピゴーは0.6秒先行、0.1秒先着

●笹田秀和厩舎

・マイノワール(2歳牡)
父マインドユアビスケッツ・母チカノワール
笹田先生にスタンドで話を聞きました。『チャンピオンビルズに入りました(9月5日頃)。ちょっと輸送で体が減った様です。ジックリと乗ってから考えます』との事です。母が繁殖にあがる前にいい競馬をした印象が残っております。母がやり残した戦いが出来る馬になって欲しいですね。

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
友道厩舎に寄りましたら、前川助手が8時半に馬場に出ると言ったました。太陽がしっかりあがって暑くなってきた後半の8時半。角馬場で体をほぐしたドウデュースがゆっくりとCWに出てきました。最初はダクでじっくりと歩いてから少しピッチをあげた周回をしておりました。ゆっくりと時間をかけて乗る前川助手ならではの稽古風景。ゆっくりと仕上げて行って貰いましょう。

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