KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・トリプルループ
・ピアシック
朝一番にいつもどおり厩舎へ顔を出しました。黒板を観ていると清水亮助手が寄ってきてくれました。『トリプルループはやはり1400は短かったです。1600、1700ならもう少しやれていたかも知れません。昨日出ました。ピアシックもスタートは今ひとつでしたが終いソコソコ来てくれましたね』との事でした。森先生とも話せました。『トリプルループは少し休ませます。ピアシックは阪神最終週の1200を予定します。来年ですか？現役続行ですよ。障害へ行ってもいいかも知れませんね』との事でした。ピアシックは週末に放牧へ出て行く予定です。

●松永幹夫厩舎

・マイシンフォニー
松永幹師と話せました。『マイシンフォニー、今朝は後半にＣＷで単走で追います』との事でした。先週は思ったよりも時計が出てしまった様なので、今日はそんなに出さない様です。後半の9時54分にＣＷに出てきたマイシンフォニー。相変わらずいい体をしております。今日は最初の入りが17秒台とゆっくりとです。4コーナーはコースのそれこそ大外を廻ってきます。しっかりと手綱を抑えてゴールへ進みます。上がりが秀逸でのもの、状態面は良さそうです。阪神初日ですから、まだ2週間もあります。

栗東ＣＷ（11月15日）
84.2～66.9～52.0～37.4～12.3　馬なり

●友道康夫厩舎

・ホットハートビート（2歳牡）
　父Camelot・母Musharakeat
・ドウデュース
先週末にホットハートビートが入ると友道先生に聞いてましたので真っ先に馬房を訪ねました。ドウデュースの馬房を通り過ぎましたが、彼は変わらずカイバ桶に顔を突っ込んだまま。ホットハートビートの馬房の少し先に番頭の大江助手がいましたので話を聞きました。『まだ体が幼いですね。今日もゲート練習をして良かったら金曜までにゲート試験まで持っていければと思ってます』でした。体はまるで牝馬かと思うラインです。

大仲にいた前川助手は『ドウデュース、明日は康太（藤岡）が乗って追い切ります』を聞いて引き上げます。後半の9時半を廻ったあたりで友道勢も角馬場に来ました。ジックリと時間をかけてほぐしてからドウデュースが先にＣＷに姿を現します。半周廻って一旦緩めたのでそのまま地下道かと思いきや、向こう正面からまた行きだして、一周してから少しだけ時計になるぐらいでゴールしました。その後にホットハートビートら3頭がゲート練習。3回ぐらい練習したあたりはだいぶ出も良くなってました。引き上げてきた助手に聞きますと『明日、試験を受けれます。おそらく受かると思いますよ』との事。詳しい時間はまた明日朝に聞きます。

栗東ＣＷ（11月15日）
ドウデュース
59.3～43.8～14.3　馬なり

●笹田和秀厩舎

・マイノワール（2歳牡）
父マインドユアビスケッツ・母チカノワール日曜にＣＷで3歳2勝馬と併せて時計を出していたマイノワール。馬房で担当の祖父江助手に聞きました。『2歳なので後ろからついて行って内へ入れての最後でしたが、良く食らいついてくれてました』です。今朝は坂路で単走での時計出し。そこも聞いてみますと『予定どおり終いだけでしたが悪くない動きでしたよ』との事。何かここは気になるところはないかと聞いてみますと『少し追ってからのクビの伸ばしとか多少物足りなさはありますが・・』との事。そんなに今から完成している訳でもなく、こちらの無理やりの質問にも快く応えてくれてました。デビューは1週延びて阪神初日の2000芝となりました。

栗東坂路（11月15日）
マイノワール
54.4～39.9～25.9～12.4　馬なり

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン（2歳牝）
父キズナ・母オペラデイム
朝に厩舎へ行くともう予定の馬は出た後、黒板にあるメニューは小さくて見ずらいもの。すると助手さんが『僕らはそれを一旦、携帯のカメラで写してから拡大して観ていますよ』との事。早速やってみるとスケジュールが判ります。今朝は坂路で時計を出すとの助言もありまして、朝一番に姿を現した大久保龍勢の坂路追いをしっかり観させて貰いました。後刻に洗い場で世話をしている担当さんに話を聞くと『今朝、時計を出してみましたが、これで一旦放牧へ出ると思います』よとの事。大久保龍師の及第点には至らなかった様ですが、とりあえずゲートも受かり、時計も出しただけに放牧明けはやりやすいと思えます。

栗東坂路（11月15日）
チカミリオン
53.8～39.9～26.1～13.2　馬なり

●武幸四郎厩舎

・オウバイトウリ
・ダミエ
朝に幸四郎師との話しでオウバイトウリは明日、ダミエは朝一番に時計を出すとの事でスタンドで坂路での追い切りを観ました。追い切った馬達が帰ってきた頃合いに再び厩舎へ行きまして、ダミエを洗い場で世話をしていた担当さんと話しました。『少し力んでますね』との事です。どうやら稽古、稽古で馬が走りたがっているのかも知れません。大仲で幸四郎師と話せました。『ダミエの福島は土曜ですね。いい状態で臨めそうです』との事でした。

栗東坂路（11月15日）
ダミエ
56.2～40.6～26.4～12.8　馬なり

●小崎憲厩舎

・サニービーチ（2歳牝）
父ロードカナロア・母ワイメアビーチ
スタンドで小崎師から声をかけられました。『サニービーチ、今日の検疫で入ってきます。ゲート試験は受かっている馬ですから進めて行きます』との事です。まずは体を観てからだと明日朝に厩舎へ行ってみます。