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トレセンレポート

所有馬近況

2024.03.28 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の所有馬の最新情報をお届けします。

●友道康夫厩舎

・ホットハートビート
朝いちばんに厩舎へ行きます。作業中の大江助手に聞けました。『はい、今朝は3頭併せで真ん中に入れて追い切ります。馬の中でどうなのかもみたいですしね。全体の時計よりも上りでどれだけの反応をするのかもみたいですしね。藤岡康太騎手に乗って貰います。7時20分の予定です』との事です。角馬場でじっくりとほぐしてから馬場に出てきたホットハードビート。3頭の2番めに行きます。2馬身ぐらい後ろからついて行きます。最初の入りは15秒ですが次の2ハロンは14秒台。4コーナーはけっこう外めを廻り直線へ。手応えに注目していましたが、鞍上がステッキを抜いて追いだします。すっと反応して差を開くのかと思いましたが、相手も渋とく差は出ず。1馬身半ぐらいですか。引き上げてきた大江助手に感想をききます。『反応も悪くなくいいですね。まだ息もゼイゼイ言ってます。相手関係にもよりますが、瞬発力勝負にならない様でしたら、十分やれると思いますよ』との事でした。来週、阪神土曜の2000芝でデビューのホットハートビートでした。

栗東CW(3月28日)
フリーダムレイン
81.7~67.3~52.8~38.0~12.0 一杯
ホットハートビート
81.1~66.5~52.0~37.1~12.2 叩き一杯
ジュンツバメガエシ
82.0~67.2~52.7~37.6~11.5 一杯
中は外に0.6秒追走、1馬身追走、内には0.5秒先行して1.1秒先着

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
丁度、朝に稽古に出る馬を観ていた大久保龍師がおりました。今朝の予定を聞いてみますとボードを観ながら『坂路で朝いちばん、シノノメとの併せ馬ですね。向こうでも乗ってて貰いましたし、早めに入れられました。次はダート戦を試してみたいですね』との事でした。坂路のいちばん、開始前の柵の前にいる大久保勢の前目の方で待機していたチカミリオン。開いてから2番目ぐらいのいいコンディションの中、稽古が始まりました。前を行くシノノメを追って行きますが、もうひとつ行きっぷりが良くありません。前が楽をしているのにこちらは手が動いております。後1ハロンぐらいで並んでからは違いました。最後は相手が押しているのにこちらは手応え余裕残しで先着しておりました。後刻に洗い場にいた八木助手に聞きますと『ええ、最初は追いつくのにやっとでアレッ?と言う感じでしたが最後はハミをとって伸びてくれました。競馬でも前で受けれて待つ方がいいのかも知れませんが、何せ競馬になってなかった前走ですからね。あと2週ありますから、いろいろと頑張ってみます』との事です。

栗東坂路(3月28日)
チカミリオン
52.6~38.3~25.0~12.4 一杯
シノノメ
53.1~38.6~25.4~12.6 一杯
内は0.4秒追走、半馬身先着

●角田晃一厩舎

・マイキオラ(3歳牝)
父No Nay Never・母Cuff
朝いちばんに厩舎へ行きました。昨日の感想と今朝の予定を白坂助手に聞きます。『坂路も別段問題なく乗れてますよ。今朝も自分が乗っていちばんにやります』との事でした。左の角馬場でかなり乗ってから坂路へ上がります。丁度友道厩舎のCWの時間とダブリましたので最初の入りは見れませんでしたが後半のフィニッシュには間に合いました。後刻にまた厩舎へ寄って感触を聞きました。『角馬場でも全然問題ないし、坂路でも普通に時計を出せましたよ』とアッサリと言ってくれます。どうやら競走馬になるのかの懸念をしていたのですが、大丈夫な様です。そして『距離はハッキリは判らないですけれどマイルぐらいまではいけると思えますね』とも言ってくれました。福島でのデビューが現実味を帯びてまいりましたね。

栗東坂路(3月28日)
マイキオラ
54.2~38.6~25.1~12.6 一杯

●笹田和秀厩舎

・マイノワール
角田厩舎に寄って帰ろうとしたところ、運動中の祖父江助手に逢いました。近況はどうなのかを聞いてみます。『オーナーから夏の北海道に持ってきてくれと聞いてます。ですので5月までには帰ってくると思います。函館戦になるのかと思います』との事でした。リフレッシュ中のマイノワール。さらなるパワーアップをしていると思いますよ。

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