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トレセンレポート

所有馬近況

2024.04.03 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●松永幹夫厩舎

・セングンバンバ
朝、大仲前の黒板前で松永幹師と話せました。『セングンバンバは桜花賞出走のハワイアンティアレとCWで併せます。予定は福島2週目の若手騎手戦になりまして角田大和騎手です』との事。幹夫師とはドバイの事も『大変でしたね~』と。ドウデュースが色気たっぷりだった事を知っていた様です。セングンバンバは池添謙一騎手がハワイアンティアレに乗り替わるのを待ってCWに入ってきました。だいぶ先行したのですが、相手が4コーナーで内から並べてきたらもう手応えがなくなりました。2、3馬身ぐらい遅れていたと思います。まだまだ稽古の動きはこれでいいとは言えませんね・・。

栗東CW(4月3日)
セングンバンバ
84.1~68.6~53.7~38.4~12.1 一杯
ハワイアンティアレ
81.7~65.9~51.3~36.9~11.7 馬なり
内は1.9秒先行して3馬身遅れ

●友道康夫厩舎

・ホットハートビート
朝いちばんにホットハートビートの馬房へ。やっている人が大江助手ではありません。何でも昨日に落馬して指を骨折したそうです。大仲のところにいた藤本助手と話しました。『はい、私がやらせていただきます。なかなかいいと聞いておりますし楽しみにしてます』でした。時間を聞いてスタンドで待ちます。角馬場で藤岡康太騎手に乗り替わりトンネルを潜りEコースから芝へ入ります。2馬身ぐらい追走して直線へ来て内から少し前へ出てのゴールでした。出口で待っていますと、右手の中指に包帯をまいた大江助手もおりました。落ちた時に指の先っちょを折った様です。あがってきた康太騎手との会話を聞いておりますとまだもうひとつギアと言うか、もう一段階上がありそうなニュアンスが聞きとれます。康太騎手の言葉では『体がまだ沈まない』だそうですが、いい物はあるとの事でした。土曜の阪神2000芝でのデビュー。あとは実戦でちゃんと能力を出す馬なのかですね・・・。

栗東芝コース(4月3日)
ホットハートビート
80.1~63.2~48.8~35.8~11.8 馬なり
ジュンブルースカイ
80.7~63.6~49.3~36.2~12.0 馬なり
内は0.4秒追走して1馬身先着

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
朝に今朝の予定を担当の助手に聞きます。『今朝は併せ馬で坂路で時計を出します。時間がかかりそうと思っていたのが意外と悪くないので、少しは早まりそうですよ』と嬉しい言葉です。角馬場でジックリ体をほぐしてから登坂。今朝もあまり良さそうでない坂路。2頭がそれほど離れずに入ったのを確認しました。後刻に四位師に広場で聞けました。『エエ、坂路もだいぶしっかりと乗れてますし悪くないですよ。ま、爪の問題がありますから焦らずジックリとやって行きますよ』との事です。まだ番組を組むのは早いとの事でしょう。

栗東坂路(4月3日)
ドウアドバンテージ
53.6~39.1~25.5~12.6 強め
キャストロペペ
54.1~39.4~25.8~12.6 強め

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
朝に厩舎へ行きまして乗る時間を聞きますと、今朝は河原田騎手に稽古をつけて貰うとの事です。所定の時間にCWに出てきました。相手はOP馬のブリッツファング。こちらが2馬身ぐらい先行して行きます。4コーナーでは相手が外へ並びにきます。当然に遅れるのだろうとみてますと、けっこう渋とく食い下がります。しっかり追って少し優勢にゴールへ入った感じに見えました。馬を待っている八木助手と話せました。『悪くなかったですね。あとは実戦で気持ちが入ってくれればと思いますね』との事です。あがってきた馬もなかなかに元気でいい感じです。次週の土曜、牝馬1800ダートで武豊騎手が乗ってくれるそうです。

栗東CW(4月3日)
チカミリオン
85.0~68.7~53.5~38.2~11.4 一杯
ブリッツファング
84.7~68.3~53.1~37.8~11.4 一杯
内は2馬身先行して同入

●角田晃一厩舎

・マイキオラ(3歳牝)
父No Nay Never・母Cuff
角田厩舎へ辿り着いた時は5軒目でもうスタッフもほぼいません。ではと馬房へ観に行きますと違う馬が。大仲を挟んでの両方の馬房を観てもマイキオラの看板もありません。大仲のボードを観るとマイキオラが放牧と書いてます。慌てて居住区にいる角田師のところへ行きます。携帯の動画を見せて貰いました。日曜と月曜のものです。『日曜朝に歩様が悪いとの事で並足でやらせたらご覧の映像、月曜は少しはマシになったけれどもやはり悪いでしょう。左前脚の筋肉痛ですね。チャンピオンズファームが今いっぱいとの事でこの近場で待機させてあります。開き次第移ります。ちょっと放牧になりますね~』です。この馬はいろいろな事が起きる馬の様ですね。まだ運を引き寄せてない様です。

●武幸四郎厩舎

・ペンテリコン(牝2歳)
父シルバーステート・母イルーシヴハピネス
オウバイトウリ・マイアイドル・ダミエ
今日も厩舎廻りではいちばん最後になってしまう幸四郎厩舎です。大仲でペンテリコンの馬房を聞くと『奥だけれど今は運動中』との話です。オウバイトウリは明日に放牧へ出すそうです。何でも洋芝でどうかと北海道シリーズへのプランもある様です。それぞれの乗り時間を聞いて厩舎を後にしましたが運動中のペンテリコンに出会いました。オウバイトウリの担当さんが引いておりました。『実に大人しいです。顔つきも優しいですよ』です。幸四郎厩舎の朝いちばんの調教時間にトンネルへ向かう馬達をスタンドから観ていても本当に大人しそうです。坂路を乗ってからゲート練習。マイアイドルは見れたのですがペンテリコンは友道厩舎と時間がかぶり観れません。後刻に厩舎の廻りを運動中の担当さんに聞くと『怖がりでした!』です。ま、最初のゲート練習ですから時間をかけて慣れていくしかないでしょう。ダミエは後半に坂路で軽く乗っただけ。幸四郎師は『中2週だからやっても金か土に軽く、来週の水曜は少しやりますが』との事でした

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