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トレセンレポート

所有馬近況

2024.05.09 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●角田晃一厩舎

・イフウドウドウ(2歳牡)
ルヴァンスレーヴ・母ウインアルエット
朝に厩舎へ向かいますと、厩舎の広場で輪乗りをしてこれから出て行こうとしているイフウドウドウともう1頭の2歳馬がいました。角田師に聞きますとその馬はメイショウさんのグレーターロンドンの子供だそうです。馬体の感じからもそちらの方が良さそうに見えます。そして坂路下の角馬場で体をほぐしてから坂路を1本、その後にゲートへ向かいます。一回目の練習ではその相手よりも速く出ておりました。そして引き返してのゲート試験。ところが本番になると相手の方が素早く出て、イフウドウドウは少しアオられ気味の出。引き返してきた鞍上の高野助手に聞きますと『まだ後ろがついてこないので、体がバラバラになってしまう感じで体を使えないのです』だそうです。ま、ゲート試験は合格の様です。角田師が鞍上に距離は1200ではないと確認して、札幌の1700ダートでデビューさせようと。週末に時計を出して疲れとかを観てから札幌戦の1700ダートに備えようとの結論でした。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
今朝の調教時間を確認に大久保厩舎へ向かいます。厩舎廻りの運動中だった八木助手は違う馬を引いておりました。聞きますと1回目のハロー駆けすぐの馬場入りでの併せ馬。河原田菜々騎手が騎乗するとの事です。予定の時間に入ってきた2頭、相手は同じ3歳牝馬のサンダーストライク。デビュー予定を取り消した未出走馬で荻野琢真騎手が乗っております。チカミリオンが1馬身少しぐらい後ろから追走しての道中、直線では内へ入り、あと1ハロンから二人のジョッキーが手綱をしごいて一杯に追って追ってのゴールでした。すぐに正式時計を見に行きますと、上々の上り時計。広場で待つ八木さんのところにかけつけて話をします。『しっかりと追って貰いました。けっこうスイッチのオンとオフがちゃんと出来る馬で馬場でけっこう前向きですが、普段とか馬房とか大人しいですよ』との事です。あがってきた鞍上に芝はどうかとも聞いておりまして、大丈夫ですの返事を貰っておりました。大久保龍師も『いい追い切りになりましたし、昇級戦で芝になりますが問題ないと思いますよ』と言っておりました。どうやらオシェア騎手を予定しているそうです。

栗東CW(5月9日)
チカミリオン
80.7~65.3~50.8~36.0~11.4 一杯
サンダーストライク
81.3~65.9~51.1~36.2~11.4 一杯
内が1馬身追走してクビ先着

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