KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●角田晃一厩舎

・イフウドウドウ（2歳牡）
父ルヴァンスレーヴ・母ウインアリエット
朝、厩舎へ入ろうとした瞬間に3頭が出て行きます。馬上の西原助手が『今朝は外の角馬場で乗ってから開場いちばんでＣＷで追い切ります。終いしっかりと追います』です。広場に現れた角田勢、係員が地下道への門を開けますと真っ先に降りて行きました。イフウドウドウはいちばん後ろから、先頭はメイショウポペット。角田大和騎手が乗ったタガノチョコラータ２番手。イフウドウドウは前の2頭から2馬身から3馬身追走でしたが、4角では外へ出てきます。そのまま外へ来るかと思いきや前の2頭の間に入って追って行きます。そう大きく開かないゴールでしたが、イフウドウドウの動きは良かったです。帰ってきた馬のところへ角田師も来ました。『泥を被せて来い、最後は間に入れの指示。悪くなかったね。後はソエで開けた馬だからね』です。続けて『大人しい馬だから豊さんにもいいですよ』との事です。何でも来週、水曜に追ってから函館へ積み、札幌1週目はそうやらないでの輸送競馬になるそうです。

栗東CW（7月4日）
タガノチョコラータ
84.2～69.4～54.3～38.1～11.3　一杯
イフウドウドウ
83.7～68.5～53.8～38.1～11.3　一杯
メイショウポペット
84.5～69.8～54.7～38.6～11.3　馬なり
中は外に0.8秒追走同入、内に0.5秒追走クビ先着

●小崎憲厩舎

・サニービーチ
朝、馬房の前で馬を観ておりましたら小崎先生も傍に来ました。大きな骨折のあった馬で説明を聞いていても素人には見た目、判りません。元々、馬は良かった馬です。兄弟馬がダートでいい傾向がありますので、それも有りかと先生と話して後にしました。角馬場でほぐしてから出てきたサニービーチ。6Fでは5馬身ぐらい後ろから、1馬身、2馬身、3馬身とハロン毎に前との間隔が開いたり狭まったり。ちょっと併せた相手は気性的に行きたがる感じの馬の様で鞍上がだいぶ抑え気味で乗っておりました。最後まで手応えも良く、休み明けの初回の動きとしては上々でした。小崎師も『2週後ぐらいを考えたいですね。交流競馬への登録もしてみます』との事でした。

栗東ＣＷ（7月4日）
サニービーチ
85.2～68.7～52.9～37.6～11.5　強め　　　　　　
ハルボタン
86.4～69.1～53.7～38.0～11.4　強め
内が0.4秒追走して同入

●友道康夫厩舎

・ホットハートビート
朝に厩舎で大江助手と話せました。『今朝は3頭のいちばん後ろから行ってしっかりと追います』との事。角馬場でほぐしているホットハートビートの傍に吉村騎手も到着して用意が出来ました。CWに出てきた中に2歳馬がおります。それも川田騎手が乗って。グティです。アドマイヤソラが３馬身先行してグティが続き、また3馬身離れてホットハートビートです。ほぼ等間隔で進み3Fでグティに1馬身と詰めたホットハートビート。最内へ入り3頭が重なります。最後までそう手が動かない感じでのゴールでした。出口に友道先生も居りました。グティはいつ使うのかを聞きますと来週だとの事。トンネルから大江助手もあがってきて両手の親指でグッドを示しております。なかなかいいねとの言葉を先生からいただいて馬を見送って引き上げました。

栗東ＣＷ（7月4日）
ホットハートビート
81.6～66.7～52.7～38.0～11.7　馬なり
アドマイヤソラ
82.7～68.2～53.7～38.7～11.7　馬なり
グティ
82.3～67.6～53.4～38.3～11.7　強め
最内は中に1.2秒追走クビ遅れ、外に0.8秒追走同入