KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●池江泰寿厩舎

・チカクール（2歳牝）
父Dubawi・母Sans Equivoque
2歳馬が先週末に入厩しているとの事で朝いちばんに向かいます。大仲で段取り中の兼武助手に聞きます。『エエ、離れにいます』との事で、ひとつ隔てた厩舎へ向かいます。言われた13号にいました。けっこう大きい牝馬です。担当さんは『カイバも良く食べてくれます。515キロあります』との事。後半にゲート練習をするそうです。後半は坂路モニターも回復して池江厩舎の馬とすぐに判明。僚馬と坂路を経てからゲート練習へ。最初は入るのも渋っておりましたがだんだんと慣れて最後は試験用のゲートも出しておりました。帰りに寄りますと『まだ判っていない感じですがね～』です。早いうちに試験へ行けそうな感じではありそうです。

●森秀行厩舎

・ピアシック
今朝も森先生と厩舎で話せました。『ピアシック、予定通りに来週の藤森Ｓへ使います。そこから室町Ｓ（11月9日・ハンデ）へ。出れればですけどね。そして来年は障害を稽古しますか』です。エエ？、障害ですかと思わず聞いてしまいます。ま、平地戦が終わってから考えたいですね。朝いちばんでやるとの事でモニター画面を見つめます。しかしなかなか赤い軍団が来ません。やっと3頭がこちらへ向かいます。坂路モニターの調子が悪くデータが画面に出ません。携帯のカメラで撮っておきますが、後刻に森先生にたずねますと『朝は6頭が行っていたから、その後だろうね』との事で見逃した様です。データが出ないと何も判らないのだと改めて思い知らせられましたね。まだ来週ですからね。

栗東坂路（9月25日）
51.7～37.7～24.2～12.2　強め

●松永幹夫厩舎

・マイシンフォニー
大仲の黒板を確認して居住区の松永幹師に今朝の時間を聞きます。いつもの様に朝いちばん追い切るとの事。厩舎廻りを運動していたマイシンフォニーの担当さんと話します。『日曜にも時計を出しましたので少しは絞れてきているかと思います。今朝もビシっとやりますよ』でした。開場から少しズラした時間帯にＣＷに入ってきたマイシンフォニー。2コーナーを廻ったあたりから行きっぷり良く行きます。それでも最初の入りは16秒台、見ためよりも遅いのですね。いい感じで行って直線もしっかり負荷をかけておりました。土曜8Rのマイル戦。どこまで頑張ってくれますか。

栗東ＣＷ（9月25日）
マイシンフォニー
83.0～67.6～53.2～38.0～11.9　一杯

●石橋守厩舎

・フェデラー
厩舎へ行きますと石橋師がおりましたので先週の神戸新聞杯の勝利のお祝いの言葉をかけます。担当の上籠さんが涙を流しているのを観ましたのでそこを言いますと、『3回も予定のレースに出れないとイロイロあったからね～』との事です。それでの涙だった様です。そしてフェデラーの時間を聞きます。やはり朝いちばんの坂路の様です。角馬場からＣＷへ出てから登坂。先週に石橋師から『何や～、映像ではないんか？』と言われておりましたので今朝はモニター画面が故障なので、しっかりと動画で撮っておきました。画面の左側で楽な手応えがフェデラーだと石橋師に確認をとりました。３週目のダート1200を考えているそうですが、『口向きが悪く、入厩した時から右口が切れていたからね～』との馬。そこを考えての鞍上になるのかなと思えます。

栗東坂路（9月25日）
パフェ
53.1～38.1～24.8～12.4　強め
フェデラー
52.9～38.0～24.6～12.3　馬なり
フェデラーは0.1秒追走して0.1秒先着。

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
厩舎の大仲の黒板前で打ち合わせ中の友道先生が『順調ですよ』と一言いただきました。いつもの後半だと言う事で待ちます。角馬場をユックリ。ＣＷに入ってきても半周はダクでその後は鐙を履いてからの周回。ゴールを過ぎてから速くなっておりました。出入り口で待ってましたが奥の方から出てそのまま厩舎方面へ向かいます。自転車で追いかけて前川助手に先ほどのゴール板過ぎからの行きっぷりを言います。『やる気になるんでしょうね～』との事です。そして『まだスイッチを入れてないですからね』との事です。明日あたり時計を出すのかと思い聞きますと『まだまだやりませんよ』との事です。去り際には『やり方を替えてます』と聞こえた様な・・・・。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
厩舎へ寄って黒板に張ってある予定表を観ます。チカミリオンは今週の土曜に
キャニオン土山から入厩となっております。後刻に大久保龍師に確認してよろ
しくと言っておきました。

●武幸四郎厩舎

・ペンテリコン
幸四郎師厩舎へ行きますが、さすがに6軒目で大仲には誰もいません。黒板で坂路とペンテリコンの時間が書いてありましたので待ちます。丁度、石橋厩舎の坂路の併せ馬と重なる時間に馬場入りした様です。モニター画面でも見逃してしまいます。後刻に厩舎へ行き現在、担当してるヘルパーさんに聞きますと『単走で強めにやった』との事です。幸四郎師は来週の京都、東京のどこへ使うか判らない。ダートも考えているとの事でした。

栗東坂路
55.2～39.4～25.4～12.5　馬なり