KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●池江泰寿厩舎

・チカクール（2歳牝）
父Dubawi・母Sans Equivoque
先週の金曜にゲート試験をやると聞いてありました。JRA事務所での資料を調べていたら土曜に放牧と書いてありました。ですので今朝は池江師に確かめたいと思って厩舎へ向かいます。まだ厩舎へ到着してない時間帯でしたので待たせて貰います。颯爽とやってきた池江師が車から降りたとたんに聞きます。《ゲート試験が受かった様ですが？》と向けます。『ハイ、ゲート試験に受かりまして、キャニオン土山へ放牧へ出ました』との事です。何時頃に帰ってくるかも尋ねます。『向こうでしっかりと乗り込んでからになりますのでそれからですね』との事です。また入って来るのを楽しみに待ちます。

●松永幹夫厩舎

・マイシンフォニー
今日はいつもより少しだけ早く到着できた松永幹厩舎。出発前の馬が周回しているなかに松永幹師がおりました。丁度、電話中でしたが終わってから今朝を確認します。『今朝もいちばんにＣＷでやりますよ』との事です。全休明けですがけっこう追い切る馬がおります。少し開場からタイミングを遅くした時間に入ってきたマイシンフォニー。まだほの暗いなかをいい感じで進めて行きます。4コーナーはそれこそ大外、そして直線もいい伸び脚でゴール過ぎてもシッカリと伸ばしてました。あがってきて地下道出口あたりで助手さんと話します。『中間もしっかりやれてますし、いい状態をキープできてますよ』と好感触のままです。馬場のいい京都ですのであとは力関係でしょうかね。

栗東ＣＷ（10月16日）
マイシンフォニー
81.5～66.8～52.5～37.6～11.7　強め

●石橋守厩舎

・フェデラー　　
左端から2番目にフェデラーはいました。担当の土屋助手は洗い場でもう1頭を洗っているところでした。話をしますとやっぱり『明日に時計を出します』との事です。スタンドでメイショウタバルが追い切った後に石橋師とも話せましたがやはり明日だそうです。エージェントの豊沢氏とも話せました。『今週の1200ダートに入れてますが、関東が出馬ラッシュですから来週の1400ダートもあけてあります』とのありがたい言葉です。何でも今週の週間競馬雑誌に載っているそうですね、フェデラーが。

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
今朝はカイバ桶に顔を突っ込んでもおらず馬房の真ん中でこちらを向いておりました。さっそく少し挨拶がてらに遊んでから大仲に居る前川助手のところへと行きます。さっそく《金曜にゲート練習をしたの？》と聞きますと『いつもやってますよ』とでした。気が付かなかったです。続けて『変則だから月曜に坂路で時計を出したけれどもどこでも一生懸命に走るね～』との事でした。追い切りは明日、おそらく一番になるのだろうとの事です。また明日朝に顔を出して聞きたいと思います。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
まだ新しいゼッケンに慣れていません。ですので厩舎へ向かっていると八木助手が僚馬と一緒に歩いてきているところへ遭遇。《追い切りは明日ですね～》の問いをして『ハイ、予定どおりですよ』と歩き去った姿を見送ってからもしかして乗っているのはチカミリオン？と確認をしますとチカミリオンでした。後刻に奥の角馬場で体をほぐしているチカミリオンを確認。馬場開場してから地下道を下りて眼の前のEコースへ出てきて、そのままゲートの方へ。ゲートへ入れたり、前が開いているところを通しておりました。こう言う普段が大事なんですよね。