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トレセンレポート

所有馬近況

2024.10.17 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●石橋守厩舎

・フェデラー
今朝は朝いちばんが石橋厩舎。自転車では最東ですから5分近くかかります。息を切らして馬房へ近づきます。土屋助手がスタンバイしておりました。今朝の時間を聞きますと『7時に坂路で単走です。自分が乗ります』との事。馬体はどれくらいで出れるのかを聞きますと『490キロぐらいですね』です。母のグアンの最終戦が492キロでしたと告げて後にします。後刻に角馬場でかなりほぐしてから坂路へ向かいます。最初はゆったりと入り、最後まで折り合ってのゴールでした。時計をみて24秒台とはビックリ。そう感じさせませんものね。CWで馬に乗っていた石橋師に時計を見せますと『エエ、この入りが出来たんだ!』と最初のゆったりした入りに喜んでおりました。なかなかにいい稽古で実戦を迎えそうです。

栗東坂路(10月17日)
フェデラー
53.3~38.1~24.8~12.2 馬なり

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
まだ厩舎廻りを運動中の八木助手とチカミリオンがいました。近づくのを待ちまして話をします。『坂路でいちばんでやります』と元気な声です。《今回の体はどれくれいで出れますか?》と聞きますと『前走と変わらないと思いますよ。まだ成長カーブには入ってないと思います』との事です。何とか今回のクラスはすぐに卒業して次のクラスへ行きたいですねとお互いに話して後にします。坂路のいちばんの軍団から少し後に大久保龍勢。坂路の最初から前に馬を置いている感じ。あと1Fで前の馬に並んで抜いた感じでのゴールでした。そんなに楽な手応えには見えなかったですが、こんなものでしょうかね。

栗東坂路(10月17日)
チカミリオン
54.0~39.3~25.9~13.0 やや強め
エイシンサイネリア
54.3~39.5~26.1~13.0 一杯

●武幸四郎厩舎

・ペンテリコン
今朝は幸四郎師とも話せました。『時計は明日にするか日曜にするかですね』です。次週はどこへの問いに『来週の京都土曜の1400ダートがいちばん使いたいレース』だとの事。前走は悪くない内容だったのですが、ダートは前走前にも考えてましたものね。少しずつ良くなってきているのかなと感じます。

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
今朝もカイバ桶に顔を突っ込んでいないドウデュースです。傍にいた前川助手にそれを聞きますと『もうカイバを食べちゃったんですよ』との事です。まず最初に飯なんだそうです。今の馬体はどれくらいか聞きますと『520キロ』だそうです。8時10分、角馬場内に武豊騎手も合流。前川助手は走って地下道へと潜ります。おそらく右手のスタンドで観るのでしょう。オーナーも友道先生もいるはずです。ジョッキーが乗るとわき目もふらずにコースへ入って前を行く僚馬を追っていきます。いちばん先頭のアドマイヤビルゴが次のジュンライデンに3馬身、そこから4馬身でドウデュースが最初の6F標を通過。次もその次も3馬身ずつの間隔で通過。4コーナーでは中から外へと寄せて行ったドウデュース。前に並んだと思った途端に前に出てすぐに差をつけて行きます。1F標で2馬身。ゴールでは4馬身ぐらいですか。しっかりと追ってました。地下道の出口先に友道先生を筆頭にオーナーやら沢山おります。大江助手が近づいてきて『エグイっすね』と声をかけます。前川助手に《どう見た?》と尋ねますと『走りますね!』でした。武豊騎手が下りて前川助手に『何の文句もないね』と言っておりました。1週前の追い切りは満足いくものだった様です。

栗東CW(10月17日)
ドウデュース
79.9~65.5~51.1~36.3~11.0 一杯
ジュンライデン
81.8~67.1~52.6~37.4~11.6 一杯
アドマイヤビルゴ
82.6~67.8~53.1~37.9~11.8 一杯
外は2.7秒先行して4馬身遅れ。中は1.8秒先行して4馬身遅れ

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