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トレセンレポート

所有馬近況

2024.11.28 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ピアシック
ピアシックの傍で用意をしていた清水亮助手と話します。『カペラSは出れそうもない様ですので、今週に吉村誠之助で使います』だそうで、朝いちばんに坂路だがそんなには時計は出さないとの事です。ずっと見ておりましたがゆったりと入って最後もまずまずの手応えだったかと思っておりました。後刻に広場で亮助手と出会いましたので聞きますと『あの入りでいながら終いはそんなに反応してない。やはり年齢的なものを感じますね~』の事です。もう高齢ですし馬自身ももうそう走る気持ちがないのかも知れませんね・・・。

栗東坂路(11月28日)
ピアシック
54.4~38.6~25.5~12.5 馬なり

●松永幹夫厩舎

・マイシンフォニー
ドラゴン(2歳牡)
父マインドユアビスケッツ・母ノーブルコロネット
馬房でマイシンフォニーの支度をしている細見さんと話します。『エエ、けっこうゆったりした体になってます。減っているよりはいいですね。今朝はいちばんで時計を出します』です。開場して少ししてからのコース入り。最初から行きっぷりのいい馬です。4コーナーもしっかり外めを廻っていい感じでゴールを過ぎて行きました。まだ2週先のレースです。しっかりと造って貰いましょう。ドラゴンも田原助手と話します。『昨日がしっかりと長めをやってますので週末ぐらいから強めて行きます。年末の中山か京都に予定が入りました』との事でした。

栗東CW(11月28日)
マイシンフォニー
82.6~67.0~52.4~37.7~12.0 馬なり

●石橋守厩舎

・フェデラー
朝にフェデラーの馬房に行きますと真っ暗。隣の馬房の甲斐さんは『今日は後半だからユックリだよ』と教えてくれます。黒板で観ますと9時半、Cコースと書いてあります。角馬場でゆっくりとほぐした後で石橋師に乗り替わっての馬場入り。最初はゆったりで5F過ぎからピッチがあがります。終いも手綱は動かずですが自分の計測でも11.4でした。広場で待つ土屋助手と話しますとハミも替えてと工夫している様です。引き上げてきた石橋師は『ちゃんと手前も替えていたし前半は物見をした分でゆったりと入れた』といい感じだそうです。来週はソフトでの仕上げで十分のはずです。

栗東CW(11月28日)
フェデラー
84.9~65.9~51.5~35.9~11.4 馬なり

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
馬房へ行くと大江助手がドウデュースの脚元を丁寧に探ってみておりました。《大人しいのですね》と尋ねますと『繋いでおけば要らぬ事をしません。終ると遊んでくれになります』です。大仲で前川助手に今朝の乗り時間を確認します。7時半、Cコースを半周して引き上げてきた鞍上に聞きますと『もう元気過ぎます!。明日から普通のところを乗ります』と言いながら去って行きました。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
馬を運動中の八木さんに聞きます。『だいぶ稽古でも走れるようにはなっているんですがね~。後は実戦でどれだけの走りをしてくれるかだと思います』との事。前走は参考外でしょうが、仕切り直しの一戦。能力検定になるのでしょうね。

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン(2歳牡)
父リアルスティール・母チカノワール
・マイノワール
厩舎へ寄りますがマイノワールの馬房は真っ暗。トッピボーンの太田さんも探しますが見当たらず。引き上げる途中でバイクで向かう祖父江助手と話せました。『併せ馬だったのですが、自分が少し遅れてしまって追いかける形になりました。その分で追いつけずとなりました。相手も攻め走る馬ですからね』と昨日の稽古を説明してくれました。一応、来週の京都2400芝と中京の2000芝とのどちらかの予定だそうです。『今の京都は合うと思いますよ』との事です。

●四位洋文厩舎

ハイボール(2歳牡)
父ブリックスアンドモルタル・母アルマンド馬房へ行きますと深川助手がいました。角馬場からゲート練習とのスケジュールとの事。馬名の由来を聞くと『豊さんが母馬にアルマンドと命名したのがシャンパンだそうです。そこからハイボールと繋がっているそうですよ』との事です。《ヘベレケになりそうですな~》と冗談を残して帰ります。スタンドで待ちます。スタート専用のTVで観ますと2頭での練習ですが1頭は早く、1頭はまったく出の遅い馬。四位師に確かめますと早い方だそうです。引き上げてきた馬を確認してから『明日にハイボールは深川で相手にはジョッキーを乗せて試験を受けます、受かるでしょう』との見込みです。

●武幸四郎厩舎

・ダミエ
・オウバイトウリ
今朝は大仲に居る幸四郎師と話せました。まずダミエについて『今週の中京の1200ダートに岩田康誠騎手で行きます。キンシャサノキセキの子だし距離の融通も利くと思ってやってきたのですが、ハミ受けの感じで1200なら考える暇もないですからね。ダートで初勝利をあげた馬ですしね』との事です。そしてオウバイトウリは『馬体の数字は増えているけれども中身が伴っていない』との事です。『1週前なんでしっかりと追い切っておきます。ハンデ戦ですが53キロぐらいでしょう』との事でした。

栗東坂路(11月28日)
オウバイトウリ
53.6~38.5~24.9~12.7 一杯

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