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トレセンレポート

所有馬近況

2025.04.09 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

©Yushi Machida

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
・セングンバンバ
まだドラゴンの田原助手はドバイから帰ってないと大渡助手に聞きます。引き上げかけた時に松永幹師が到着。車から下りた時に聞きます。『どうでした』と。『まだ子供ですね~、ゲートも出なくて後ろで嫌気を出してましたね』との事です。6着でも賞金は200万ぐらいあったそうですので登録の分ぐらいは返ってきているはずですとも。セングンバンバの今朝は後半の坂路で時計を出すと大渡助手に聞いてました。しっかりと見届けました。あと2Fぐらいで左ステッキを2発。さらにあと50mぐらいでさらに2発入れておりました。その分で先週の終い時計よりも出ましたが感触は鞍上に聞くしかありません。明日朝に寄って聞きたいと思います。

栗東坂路(4月9日)
セングンバンバ
53.2~38.4~24.7~12.2 叩き一杯

●石橋守厩舎

・フェデラー
いちばん遠い検疫馬房の近くのエリアの石橋厩舎。自転車だとけっこうかかります。坂を下って厩舎脇に自転車をとめます。土屋助手がいました。ただフェデラーは馬房の中でじっとしたままです。隣りの馬房に桜花賞出走のウォーターガーベラが支度中です。『フェデラーの今朝は後半に普通のところです。明日にやります』との事です。後半に広場を歩いてきたフェデラーの馬上には橋本助手。傍に居た石橋師に《土屋さんは?》と聞きますと『小学校の入学式があるので手替わり』との事です。角馬場でじっくりと乗っているフェデラーを眺めておりました。明日は1週前ですのでビシッとやるはずです。また朝に寄りたいと思います。

●大久保龍志厩舎

・マルシェ(3歳牡)
父Le Harve・母Savarin
マルシェが先週土曜に入厩していると聞きましたので厩舎へ寄ります。大仲で馬房は何処かと聞きますと案内してくれました。いちばん奥の馬房。二人の若い助手さんが付いてきてくれまして、『大人しいし悪くないですよ』と言います。そして『ゲート練習もスンナリで明日朝に受けられるかも知れませんよ』との事です。スタンドで大久保龍師に聞きます。『前に社台から山元まで来たんだけど両前脚がもうひとつというのでまた北海道へ戻して骨片取り出しの手術をして山元経由で入ってきました。向こうで15ぐらいの時計は出せていますよ』との事です。Eコースの眼の前を通るマルシェ。悪くない馬です。師によると『血統的には芝でいい様だし、短い距離でいいのかと思えますよ』です。ゲート練習を何度もやっているのを見るとまずまず悪くない出ですね。明日朝に寄ってゲート試験まで行けるのか聞きたいと思います。

●池江泰寿厩舎

・チカクール
・ドウジャスティ
チカクールが帰ってきていると連絡がありました。ドウジャスティも最終追い切りがあるはず。大仲前で星井さんと話せました。『変わりなく悪くない状態で帰ってきてますよ。今朝は普通のところ、明日朝にやります』との事です。大仲で業務中の兼武助手に聞きます。《まずはドバイ、おめでとうございます》と。そして『今朝はまたCWで水口騎手が乗って併せ馬でやります』とのことです。チカクールは朝いちばんに馬場内の角馬場でやや勢いよく星井さんを引っ張っておりました。坂路も元気よくあがっておりましたので坂路出口で待って鞍上と話します。『後脚がしっかりしてきているね。だから前よりパワフルになっています。ハミを替えたいと思います』との感触でした。明日朝のいちばんにどんな時計を出すのか楽しみです。後半の角馬場で水口騎手が乗ったドウジャスティ。予定どおりCWの2コーナー先からハロー明けのCWでの併せ馬。相手が3、4馬身前にずーっと行っております。4コーナーで内から追いついてますが、やはり1Fでは先に追い出してました。先週よりは頭のあげぐあいはましですがやはり手応え的に劣って半馬身ぐらい遅れてました。引き上げてきた鞍上は『今朝も前半に脚が貯まりません。ですので先週とあまり変わりませんですね~』とひきあげて行きました。あとは芝の実戦でどんな走りをするのかでしょうね。

栗東CW(4月9日)
ドウジャスティ
85.8~67.4~51.9~36.6~11.2 一杯
ペルティナクス
86.5~68.1~52.5~37.2~11.3 稍一杯
外が4馬身先行、半馬身先着

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
馬房へ行きますとトッピボーンの馬房は閉まったまま。隣りの馬房で支度をしている太田さんと話します。『今朝は後半のハロー駆けあとの坂路で併せ馬で時計を出します』との事です。併せる予定の馬も聞いておきます。《中間はどうですか?》には『変わりありませんよ。もう普通に戻っておりますので』との事です。いつもの馬場内の右手の手前の角馬場でダクをじっくりと踏んだトッピボーン。奥の角馬場で僚馬と合流して坂路のハロー明け。併せ馬の予定でしたが先に入った相手はどんどんと前へ行き、かなり離れてます。そして体の右へと凭れています。マイペースのドッピボーン、もう今朝は単走になった様子です。最後までマイペースでの追い切りと見えました・・。

栗東坂路(4月9日)
トッピボーン
52.0~37.7~24.6~12.6 強め

●武幸四郎厩舎

・ペンテリコン
・マイアイドル
先週のペンテリコンは完璧な競馬をしてくれての3着。手応えの割に伸びなかった感じでしたね。清生助手といろいろと話しているところへ幸四郎師が近づいて来ましたので《ペンテリコン、どうします?》と聞きます。『権利があるので1週ぐらいだけ短期放牧へ出して、使います』との事です、大仲で三好さんがおりましたのでマイアイドルのその後を聞きます。『相変わらず閉まっていても突進しそうなぐらいです。中はだいぶましになってますよ』との事です。後半にEコースの4コーナーにあるゲートで練習をして引き上げて行ったマイアイドル。クールダウンをしている鞍上の三好さんにまた聞きます。《明日に試験を受けれますか?》と。朝に大仲でそんな話が出ておりました。『エエ、受けれると思いますよ。時間はまだ判りませんが・・』との事です。明日朝に寄って試験の時間を確認したいと思います。

●四位洋文厩舎

・ハイボール(3歳牡)
父ブリックスアンドモルタル・母アルマンド
広場で四位師から声をかけられました。『今日、ハイボールが入ってきます。私は居ませんけど』との事です。ハイボールは関東の田中博厩舎のジーゲルの下、担当さんの名前を聞いて《明日朝に寄ります》と応えておきました。

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