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トレセンレポート

所有馬近況

2025.04.16 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

©Yushi Machida

●松永幹夫厩舎

・セングンバンバ
・ドラゴン
福島でのセングンバンバの負け方は希望がなくなるもの。次はどうなるのかと思いながら厩舎へ着きますと大渡助手がマシーンへと馬を引いて行くところ。追いかけて話をしますと『乗馬にあがったよ』との事。やはり限界を感じた様です。松永幹師も到着しましたので話をします。『仕方ありませんね。そしてドラゴンですが、検疫のあとに山元トレセンに入ります。鞍上が距離を1400にしたらどうかとの事でオークス前日(5月24日)の京都の1400ダートを予定したいと思います。3歳馬どうしの方がいいでしょうしね』と予定を教えてくれました。

●石橋守厩舎

・フェデラー
坂をおりて自転車をとめます。馬房にフェデラーはいますが土屋助手の姿は見えず。どうやら運動中の様です、グルっと廻ってきたところで今朝の予定を聞きだします。スタンドへ向かう時に石橋師も自転車でやってきました。歩きながら話します。『豊、日曜中山へ行くことになったと電話が入った』との事です。ですので鞍上を替えて今週の1200へ行くか、1週伸ばして京都の2日目の1400へ豊で行くかだね』との事です。師曰く『最近、出走予定が多いから想定をみてから考えたい』です。1回目のハローの間に角馬場にてほぐしてから眼の前のEコースをダクで通過。向こう正面から坂路へと向かいました。すでに再開の坂路には馬が入っております。ゆったりと入っていい感じで進みますが後半は少しピッチがあがった感じでのゴール。時計をみるとやっぱりと思える51秒台でした。さてどうなるのかを明日朝に寄って聞いてみます。

栗東坂路(4月16日)
フェデラー
51.6~37.4~24.5~12.6 馬なり

●大久保龍志厩舎

・マルシェ(3歳牡)
父Le Harve・母Savarin
チカミリオン
いちばん左端の馬房へ寄りますとマルシェの傍に緒方助手がおりました。今朝の予定を聞きますと『いちばんの坂路で時計を出します』との事です。どれくらいを予定してますと聞きますと『55秒ぐらいですかね』でした。馬場外の角馬場でほぐしてから僚馬達とけっこう速い時間にいなくなりました。坂路モニターを観ると坂路下の小屋の横手で輪乗りをしている白の軍団がいました。開場された坂路をあがってくるマルシェ。前に僚馬のレッドプロフェシーが行きます。あと1Fぐらいで外へ並んだかでしたが、ゴールでは相手が後ろを振り返っておりましたね。マルシェはかなり鞍上の手が動いておりました。今朝が初回ですから仕方ないのでしょうがちょっと時間がかかるのかなと感じるものでした。スタンドで大久保龍師が『もっと稽古を積んでから使うところを考えましょうかね』との事です。そして『チカミリオンを新潟の咲花へ使う』との事です。5月4日(日)の咲花特別・牝馬限定・1800ダートですね。後刻に八木助手と話せました。『今日入ってきます。少しは良くなってきてくれるといいんですがね~』との事です。また明日朝に寄りたいと思います。

栗東坂路(4月16日)
マルシェ
54.4~40.0~26.7~13.7 強め 

●池江泰寿厩舎

・チカクール
・ドウジャスティ
ドウジャスティのまずまず悪くない競馬内容には驚きを感じましたね。大仲で兼武助手と話します。『エエ、ジャステファイの子供の芝初勝利かと思えましたよね』です。そして『でもやっぱりダートの方がいいですから次走はそうなるのではないですか』との事でした。在厩ですすめてくれる様です。チカクールは運動中の星井さんに『明日やります』と聞いておりました。後半に馬場内の左手の角馬場でオーサムリザルトの後ろでキャンターを元気よく走っていたのを見守っておりました。また明日朝に寄って乗り番を聞きたいと思います。

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
馬房の外で馬を引いている太田助手がおりました。今朝の乗り番を聞きますと後半になるとの事です。状態面を聞きますと『状態面も何の問題もないと思いますよ』との事です。少しぐらいは増えて出れそうです。後半に右手の角馬場でほぐしてから奥の角馬場、そして坂路へと向かいます。前に僚馬がおりましてその後ろへ。ずっと後ろにつけてあと400ぐらいで画面の左手に出て前へと並びに行った感じに見えました。前に行っていたのはエアミアーニでしたが確か太田さんは併せ馬はしないと言ってたはずでしたがね。ま、そこら辺も明日朝に聞いてみたいと思います。

栗東坂路(4月16日)
トッピボーン
52.5~38.5~25.2~12.8 やや強め

●角田晃一厩舎

・トッピゴー
笹田厩舎へ向かう途中で運動中の角田厩舎の一行に出合います。『馬が入ってこないの?』と聞きますと先頭にいた高野助手が『トッピゴーの検疫が予定されてますよ』との事です。スタンドで角田師が近づいてきてくれて『近々にトッピゴーが入ってくる』と教えてくれます。『左ひざを2回骨折してしまったからね。豊さんは乗せられないね』との事です。入ってきてからまた厩舎へ寄ってみたいと思います。

●四位洋文厩舎

・ハイボール(3歳牡)
父ブリックスアンドモルタル・母アルマンド
・ドウアドバンテージ
厩舎へ寄ります。いちばん左の馬房から入ろうかと迷いがら大仲に近い扉から入ります。すぐそこにハイボールの馬房があります。今朝に時計を出すと乗り番を聞いて帰ります。ところがいちばん左の馬房にもドウアドバンテージが帰ってきていた様です。スタンドでウオッチングしていると右手前の角馬場にドウアドバンテージが、左の角馬場にハイボールがダクを踏んで体をほぐしておりました。ドウアドバンテージは深川助手から藤岡佑介騎手に乗り替わって馬場へと出てきました。黒板には3頭併せと書いてありましたが、前を行く岩田康誠騎手の馬がどんどんとかかって行ってましてどうやら単走での様子です。終始いい感じでのゴールでした。ハイボールは若手の騎手が乗っての3頭での稽古。直線では真っ先に手が動いて終始追いどおし。併せた相手達は涼しい顔をしておりました。広場で感触を聞きます。ドウアドバンテージは深川助手が『やっと爪の心配がなくなりました』とニコニコ顔で引き上げて行きました。ドウアドバンテージは四位師が『カイト、ありがとう』と言っておりましたので川端海翼騎手の様です。どうやらまだまだの感じな様です。じっくりと行くのでしょうかね。

栗東CW(4月16日)
ゴールドディガー
84.6~69.1~54.0~38.1~11.5 馬なり
ゼンノソブリン
84.9~69.4~54.3~38.3~11.5 馬なり
ハイボール
85.5~69.8~54.7~38.8~11.7 一杯
外は内に1秒先行して半馬身先着。中に0.5秒先行同入。

栗東CW(4月16日)
ドウアドバンテージ
87.1~70.2~54.0~38.7~12.2 馬なり

●武幸四郎厩舎

・マイアイドル
・カルロット(2歳牡)
父リオンディーズ・母ラルケット
今朝は幸四郎師は不在です。大仲で三好助手にマイアイドルの今朝の予定を聞きます。『今朝は普通にで、明日朝に時計を出します』との事です。《大丈夫ですか?》と尋ねますと『坂路でも62秒ぐらいのところを乗れてますから大丈夫です』との事です。そしてカルロットの馬房を聞きます。担当の北谷さんは運動中で隣のペンテリコン担当の木村さんが馬房の扉を開けて馬を見せてくれました。毛艶も馬体のシルエットもなかなかにいい馬です。厩舎廻りを運動中の北谷さんと話します。『馬を怖がってますが悪くないですね』との事です。マイアイドルはだいぶ毛も抜けてきてイメージも悪くなくなってます。そして後半に2歳馬4頭と出てきたカルロット。南井助手が乗ってます。最後はEコースのゲートを通して帰ってきました。広場で感触を聞くと『乗り味は悪くない』との事です。ゲート試験へと向けて行くのだと思います。じっくりと見守りたいと思います。

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