KIEFERS SALON

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
馬房の前にいた太田助手と話します。昨日の併せ馬なのかを聞きますと『併せる予定ではいたんですが、あんなに最初から並んで行く予定ではなかったのです。入りでガツンと持って行かれる感じになってしまいました』との事です。乗った感じはと尋ねますと『あの2回めの良かった時の感触ではなく、休み明けと言った感じですかね。新馬戦の時と同じ様です。ま、実戦では走ってくれますが稽古ではそんな感じです』とけっこう控え目です。勝った後にガタッときたと牧場では聞いてますから、そこからの入りですので当然なのかも知れません。とは言え実戦派。ここでいい競馬をして次のステップへと向かって欲しいものです。

●四位洋文厩舎

・ハイボール（3歳牡）
父ブリックスアンドモルタル・母アルマンド
・ドウアドバンテージ
いちばん左の馬房のドウアドバンテージは真っ暗な中でじっとしております。担当の深川助手は探しますがどこにもいません。今朝はゆっくりなのかも知れません。ハイボール担当の山本助手と大仲前で話せます。《昨日の感じはいかがですか》と聞きます。『ま、初回ですからまずまずでしょうか』との事です。手応え的には相手馬達が持ったままだったのにこちらは筒一杯。ま、それも仕方ないのかも知れませんね。稽古を積んでいっての変化待ちでしょうかね。

●武幸四郎厩舎

・マイアイドル
・カルロット（2歳牡）
父リオンディーズ・母ラルケット
大仲で三好助手に聞きます。《今朝のマイアイドルはどうします？》です。すると『朝いちばんに坂路で時計を出します』との事です。所定の時間に角馬場からトンネルを潜って坂路へと向かいます。モニター画面を凝視しておりますと入りはまるでクルリと廻った感じで入って行きます。《オオッ、大丈夫か》と思える入りです。しかしその後はまずまず折り合っていき最後まで乱れる事はなく終えました。坂路の出口で自転車で待ちます。帰ってきた馬上の三好さんと話します。『何とかうまくやれましたね。そうですね、まだまだ後脚が緩いので仕方ありませんよね』との事です。《これからじっくりとやってください》と言って帰りました。カルロットは今朝も後半にゲート練習との事。昨日乗った南井助手に聞きますと『ゲートも無音だとすんなり出てくれる。音有りだと隣の馬の音に驚いて逃げたりと子供子供』との事です。乗り味はどうかと聞きますと悪くないとの事。来週ぐらいにはゲート試験を受けれるのではないかとも言っておりました。ま、時間が解決でしょうかね。

栗東坂路（4月17日）
マイアイドル
55.1～40.2～26.1～12.8　馬なり

●田中博康厩舎

・ジーゲル
美浦ウッドチップ（4月16日）
70.8～56.0～40.2～12.4　馬なり強