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トレセンレポート

所有馬近況

2025.05.07 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
・マルシェ(3歳牡)父Le Havre・母Savarin
今朝も一番は大久保龍厩舎へ。マルシェの今朝の予定を緒方助手に聞きますと、坂路で永島まなみ騎手が乗るそうです。競馬も彼女で行くことが決定しておりました。ゲート等はどうなのかを聞いていますと、そんなに極端に遅くはないだろうとのこと、真ん中ぐらいに付いていけるだろうとも。そして八木助手にチカミリオンを聞きます。お互いにガッカリしていますが、放牧の予定には入っていないそうなので、実戦を続けてくれるのかもしれませんね。後刻、広場で酒井学騎手と出会いましたのでチカミリオンの感じを聞いてみます。「どうも馬の中に入っては良くない感じがするので、外目をいつでも動ける態勢で臨んでいたんですが、ガツンと来ないですね」と、やはりもどかしさを感じていた様子でした。どうしたもんですかね。そしてマルシェ。坂路の朝一番の時間。画面の少し左手側を進みます。最後まで手は動かず、これで3週連続で稽古をつけてくれたマルシェと永島まなみ騎手。あとは実戦でどんな内容、結果になるのかですね。日曜の京都1R、1200ダートがデビュー戦です。

栗東坂路(5月7日)
マルシェ
55.2 – 39.2 – 25.2 – 12.6 馬なり

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
・マイノワール
今朝も先にもう1頭の担当馬からだそうで、トッピボーンの追い切り時間は後半の坂路ハロー駆け後と太田さんに聞きます。「疲れもなく順調ですよ」とのことです。単走かと思いきや「坂路で併せ馬です」とのことです。前走よりも良くなっているのは当然かと思えます。右手の角馬場でほぐしてから併せ馬で坂路へ向かいます。先に行くターミネーターの真後ろを進むトッピボーン。あと400あたりで画面での左側へ出してそのまま前へと出ます。相手はもう余裕がなくなってましたが、トッピボーンは手も動かずのまま。いい感じでのゴールを見届けました。休み明けをいい勝ち方をしての今回、態勢は整ったと思えます。次いでマイノワールの馬房へ。先週金曜に帰ってきているのを確認してありました。祖父江助手に早速聞きます。「ええ、後脚も良くなってきている感じがしますね」とのことです。今朝に時計を出すとのことです。スタンドで笹田師に聞きますと、「函館1週目の1800芝(6月14日・松前特別)で武豊騎手で予定している」とのことです。トッピボーンの追い切りの感触も「いいですね」と言っておりました。

栗東坂路(5月7日)
マイノワール
54.9 – 40.2 – 26.3 – 13.1 馬なり
トッピボーン
54.3 – 39.4 – 25.6 – 12.6 馬なり
ターミネーター
55.3 – 40.3 – 26.3 – 12.9 一杯
ターミネーターは0.7秒先行して0.3秒遅れ

●池江泰寿厩舎

・チカクール
思っているよりも走れなかったチカクール。厩舎へ駆けつけて兼武助手と話せました。「右後脚が地につけないほどなんですよ」と思いがけないアクシデント発生を教えてくれました。「レースを終えて帰ってきた時からなんですよ。どうやらレース中にぶつけたのかもしれません」とのことです。スタートしてすぐに馬がクシャミをしたのは聞いておりましたが、そんな結末になっているとは思いませんでした。経過観察中の様です。広場で角田大和騎手に聞いてみましたが、彼はそんなアクシデントは知らなかった様です。何があるか判りませんね。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
・ハイボール
ドウアドバンテージの前で深川助手と話します。「先週、水木金と吸入しての経過を見てましたが出ません。キツイ薬なので三日間が限度ということで、今日からまた投薬です」とのことです。外見では馬は元気。心臓ですからね、しっかりと診てもらってからの話ですものね。山本助手にハイボールの今朝について聞きます。後半に角田大和騎手が乗って追い切るとのこと。馬場内の左手の角馬場でほぐしてから大和騎手に乗り替わってCW入り。後ろは2番手が岩田康誠騎手の乗るレッドインタクト。最内のカーリンハートには和田陽希騎手が乗っての最後方追走。一番先に手が動いたのは大和騎手。岩田康騎手が半馬身ぐらい遅れたけれども手応えは内の2頭ともが余力残し、ハイボールは手一杯でした。でも上がってきての大和騎手は「先週よりも動きも良くなっていますよ」と、そんなにこちらが思うほどに悪く感じていないようです。あとは芝での実戦でどんな走りをするかでしょう。日曜の新潟5R、芝1800。注目です。

栗東CW(5月7日)
カーリンハート
88.7 – 71.7 – 55.2 – 38.6 – 11.6 馬なり
レッドインタクト
89.2 – 72.1 – 55.5 – 38.8 – 11.6 馬なり
ハイボール
89.5 – 72.4 – 55.9 – 39.1 – 11.7 一杯
外は中に1馬身、内に2馬身先行して中に半馬身先着

●角田晃一厩舎

・トッピゴー
大仲で西原助手と話します。「金曜にゲートを入れておきます。時計は明日出します。来週の新潟の土日に1200ダートがあります。そこを一回使おうとのことです」とのことです。まだまだ稽古の時計や動きも物足りないので、とりあえず実戦を経験するのはいいのかもしれません。また明日朝に詳しく聞きたいと思っています。

●武幸四郎厩舎

・カルロット(2歳牡)
父リオンディーズ・母ラルケット
・ペンテリコン、マイアイドル
大仲には幸四郎師がまだいてくれました。早速ペンテリコンを聞きます。「落鉄していた様です。それでは勝てませんよね。昨日に放牧へ出しました。前走と同じように短期放牧へ出してガス抜きをしてやった方がゲート内も我慢できるからね」とのことです。次走は新潟最終日の牝馬限定の1200ダート戦か、京都最終日の同じく牝馬限定の1200ダート戦。ローテーション的には京都の方が濃いかなとも言っておりました。カルロットは「明日あたりに時計を出すかも。まだ毛ヅヤとかが良くないから放牧も考えている」とのことです。マイアイドルは今日の後半に時計を出すとの朝の情報でした。後半に広場を通って地下道へと進む幸四郎軍団の中のマイアイドルを三好助手に、どれくらいやるのかを聞きます。「馬場も悪いのでそう時計は出ないと思います。55か56ぐらいですかね。前半をできるだけ辛抱して終いをしっかりやりたいと思います」とのことです。先週は坂路への入りで苦労したと聞いてましたので、そこを観察しておきます。今日はスンナリと入れてました。馬は少し行きたがってましたが我慢の利く走りで、終いも12秒台。上々の稽古内容でした。坂路出口で三好さんと話します。「なんとか我慢できてましたし、終いも反応してましたよ。今週でもいいぐらいの感じです。来週はサラっとでいいと思えます」と、この馬なりにいい様です。

栗東坂路(5月7日)
マイアイドル 53.3 – 39.0 – 25.3 – 12.8 馬なり

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
松永幹師と話せました。「ドラゴン、水曜日に入れたいと思います。本当は今週の土曜に入れたらレースまで3週あるのでと思っていたのですが、制約があってダメなようなんです」とのことです。ダービーでの東京1400ダート戦での国内復帰を目指す予定です。

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ(2歳牡)
父ロードカナロア・母ドリームアンドドゥ
デスクワークをしていた水曜の3時頃、友道先生から電話が入りました。「明日に2歳、ビーチェマーレが入厩します」とのことです。「また寄せてもらいます」と返事しておきました。いよいよ真打の登場ですね。久しぶりの友道厩舎。また忙しくなってまいりました…。

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