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トレセンレポート

所有馬近況

2025.11.27 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ボディブロー
どこの馬房にいるのかと20馬房を全て見ますが馬名がありません。馬房内で支度をしている人に聞きます。どうやら離れにいる様です。そして今朝は清水亮助手も有休と言ってくれました。黒板に乗り手が漆原助手と書いてありましたので、どこにいるのかを聞きますと少し先の馬房にいる背の高い助手だと。先週の京都競馬場でのパドックで「エライ背の高い人が森厩舎にもいるもんだな」と思っていた方でした。聞きますと、今朝は速い時計を出す予定はないとの事。週末か日曜にやるのでしょうか。来週の中京日曜の1400ダートで引き続き武豊騎手が乗ってくれるそうなんで楽しみです。また来週に寄りますとあとにしました。

●松永幹夫厩舎

・キボウホー
キボウホーは馬房内で、いつもならすぐにこちらへ来てくれて人懐っこい印象なのですが、今朝の彼は耳を絞って近づいてくれません。どうやら不満がある様ですな。大仲にいた大渡助手にいつ頃に使う段取りなのかを聞きますが、先生から言われてないとの事。丁度、松永幹師がやってきましたので話します。『体がまだ太いからドンドン使って行きましょう。中1週でもいいんじゃないですか。あとでどこで乗れるのか聞いておきます』との事でした。後刻、来週の阪神初日の2R・1800ダートで武豊騎手だと判りました。

●友道康夫厩舎

・マイコンプリート(牡2鹿)
父エピファネイア・母パシオンルージュ
今朝はもう馬房が判ってますので真っすぐにマイコンプリートのところへ向かいます。馬房内に松館さんもおりました。見ると左前肢が裸足で、包帯なのかテープなのかを爪の廻りに覆ってありました。話します。『馬房内でぶつけたんでしょうね。鉄を外してます。もう痛がりませんが、一時は痛がってましたね。でも性格が前向きですので仕上がりははやめにいけると思いますよ』と言います。体も大きそうなので聞きます。『520キロはあるんじゃないですか。まだ計ってはませんが』だとの事です。少し予定が延びそうですが、楽しみがありそうな馬の様です。

●武幸四郎厩舎

・ダミエ
・ペンテリコン
いちばんにペンテリコンの馬房へ。山下助手が支度をしておりましたので、さっそく今朝の予定を聞きます。『ハイ、朝いちばんに坂路で時計を出します。先生にまだどれぐらいにするのかは聞いてませんが』だそうです。相変わらず調子がいいと言ってました。次はダミエの馬房へ。ここも支度中でした。三好さんと話します。『元々、背腰に疲れが出やすい馬。障害稽古でそこもあったのかもです。ぶつけた後肢は大丈夫です。今日も角馬場だけです』との事でした。大仲に幸四郎師が入ってきましたのでペンテリコンの今朝を聞きます。『うちは入れてから、だいたい3週で使うんだけど、ペンテリコンは2週で使います。来週の牝馬1200がベストの条件ですのでね。今朝はサーッとやって、来週はサラッとでいいでしょう』との事でした。ダミエもペンテリコンも外の角馬場から中の角馬場へ。ダミエはそこで乗ってから帰ってきました。ペンテリコンは坂路へ。最初からリズミカルに行きます。最後までいい感じでした。時計を見ると 52.8 に 24.8 です。すぐiPadで調べます。3戦前の1000ダートの時が 52.7 でしたが一杯でした。それに次ぐ時計で動きがいいですね。坂路出口で馬上の山下さんと話します。『いや−、なんぼでも行く感じです。先生からあまりやるなと言われたので抑えましたが。本当に調子はいいです。毛艶だけが良くありませんがね』と言います。確かに地下道へ下りる時に馬体を観ていて、冬毛なのかもうひとつとは感じてました。来週の牝馬限定戦に入ります様に願ってます。

栗東坂路(11月27日)
ペンテリコン
52.8−37.9−24.8−12.9 馬なり

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