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トレセンレポート

所有馬近況

2025.11.19 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ボディブロー
前走のボディブローは馬体も今までになく良く見えましたし、気配も抜群。競馬内容も好発から絶好ポジションでと、これ以上ないもの。あれなら近い将来に中央初勝利もあるのかなと思えました。そんな気持ちでの厩舎訪問。馬房には既に出ていなかったですが在籍な様です。大仲前で清水亮助手と話しました。『先週の追い日の前に乗ったんですが硬さをかなり感じるものでした。角馬場でかなりほぐしてとなりました。ですので使った後も在厩でやるとの事ですので、そこらを確認しながら進めて行きます』との事です。メドが立ってきただけに無理する必要はありませんからね。宜しくとお願いしておきました。

●松永幹夫厩舎

・キボウホー(牡2黒鹿)
父ZARAK・母シーユーオールウェイズ
・チャーチルデュース(牡2鹿)
父INTO MISCHIEF・母ビューティフルギフト
いよいよキボウホーのデビュー週となりました。だいぶ前から出走態勢にあった様な気がしてました。支度している大渡助手と話します。『やっとだね−。今朝は坂路、併せ馬でやるよ』との事です。どちらかと言うと一生懸命に走るタイプと言った稽古での印象です。あとは実戦でどうなのかだけかと思えます。大仲前に来た松永幹師と話します。『悪くないと思いますよ』と言ってくれます。

そしてチャーチルデュースについては、『3週ぐらい前にも観に行ってるんですけど、もう入れてもいいと思える段階なんですが、もう少しやらせてくれと言ってます。12月半ばまでには入れて、来年1月の半ばぐらいに使える段取りで行きたいですね。ソエももう良くなってますからね』との事です。札幌で芝で追い切りまで行った馬ですからね。やりだしたら早いでしょうし楽しみが出てきました。

そしてキボウホーの追い切り。坂路で前へ僚馬が行き、少し後ろからあと2Fぐらいから手が動いて1馬身ぐらい前に出たのですが、ゴールでは半馬身ぐらい差し返されておりましたね。相手は3歳1勝馬、ビリーヴの子でフィドゥーシアの子メティエダールですので仕方ないかも知れませんね。土曜京都の1600芝の新馬戦。注目です。

栗東坂路(11月19日)
メティエダール
52.5−37.8−25.1−12.8 一杯
キボウホー
52.1−37.6−24.8−12.9 一杯
外が2馬身追走し半馬身遅れ

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ
・マイコンプリート(牡2鹿)
父エピファネイア・母パシオンルージュ
馬房の中にはまだ馬服のビーチェマーレが居て少し耳を立ててこちらを威嚇しておりました。でもいつものルーティンで落ち着いてくれて鼻面を撫でておきました。黒板で「1周・CW」と書いてありますので判らないので大仲の中に声をかけたら、前川助手が裏で一服中の大當助手を呼んでくれました。『プールを併用してます。あさいちばんのCWで最終調整です』との事です。友道厩舎のいちばんは他所よりもだいぶ時間が経ったあと。馬場内の角馬場で十二分にほぐしてから地下道。向こう正面から出てユックリと動かして行きます。最初の1Fが16秒近くの入りで最後まで脚色衰えずで1コーナーまで行っておりました。出入り口で待っていると友道師も下りてきて、アドマイヤテラのJC1週前の追い切りを鞍上と話しておりました。ビーチェマーレも帰ってきましたが息遣いが荒いです。そこを大當助手に言いますと、『中間に鼻の馬具を替えている分で呼吸がしづらい様です。実戦では外します』との事です。動きについて聞きますと、『最初の入りもゆったりと入れましたし動きもいいですよ』との事です。今回はダート戦に使うので、それなりの結果が期待したいですね。友道師にも聞きますと、『日曜の1Rです、よろしくお願いします。そしてマイコンプリート、明日の検疫で入ってきます。向こうでしっかりとやってますので阪神3週目に予定してます』との事でした。金曜にでも観に行きたいと思ってます。

栗東CW(11月19日)
ビーチェマーレ
54.6−37.8−11.1 馬なり

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
先週のチカミリオンは4角手前ではもう手応えもなく馬に追い抜かれていく感じでしたね。走る気がもうなくなってきている感じですかね。大仲前に山口助手が居ましたので話しますが、やはり同じように感じている様に思えました。スタンドで大久保龍師とも話しましたが、『あの内容では着に入るのがどうかなと思えますものね−』でした。残念ながら現役引退な頃合いかと思えますね。

●武幸四郎厩舎

・ダミエ
・ペンテリコン
今朝もダミエの元へ。三好さんと話します。『先週の障害稽古、最初の日は戸惑ってましたが二日目にはもう大丈夫と小坂騎手も言ってました』だそうです。加えて、『障害を稽古しながら平地へ使う段取りでやって行くのだと思います』と言います。大仲で幸四郎師に聞きます。『阪神と中京の初日に1400と1200ダートがあるから、そこで入るかどうかだね。障害練習をしながら使って行きます。ペンテリコンが昨日入ってきました。これも阪神2日目に1200の牝馬限定戦があるのと、中京2日目に1400の限定戦があります。どちらかと言うと阪神の1200の方がぴったりで、出れるかでしょうね。金曜ぐらいから時計を出して行きます』との事です。

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