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トレセンレポート

所有馬近況

2025.12.25 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●石橋守厩舎

・フェデラー
・ショーライトイヤー(2歳牡)
父ドレフォン・母ノーチラス
まずはフェデラーの昨日の感触を土屋助手に聞きたくて真っ先に寄ります。が、いたのは違う若い子が空の馬房にいました。どうやら土屋助手は有休だそうです。フェデラーはマシンで運動中だとの事。無事にいると言う事でしょう。大仲で橋本助手に聞きますと『後半のCWでハロー明けの綺麗な馬場で相手は稽古大将のリアライズ』だそうです。朝のうちは我慢していた空模様も小雨ながら降ってきております。馬場内左手の角馬場でほぐしてからのCWへ。誰も前にいないなかを前にリアライズ、これには芹沢助手。2馬身後ろを橋本助手のショーライトイヤーが追いかけます。3Fで1馬身と迫り、4角では並んで直線へ。外のリアライズは芹沢助手が背中を丸めて抑えるぐらいの手応え。内のショーライトイヤーの鞍上はけっこう押しておりました。半馬身あるのかぐらいでリアライズに先着を許しておりました。広場で向かっておりますと、スタンドで観ていただろう担当さんが声をかけてくれました。話しながら歩きます。『本当に何も心配なところがないのです』と、蹄挫腐乱も悪く進行しなくて治まっているとの事です。あとはこの馬の持つ運と距離1800がどうなのかだけですね。でも母ノーチラスは2戦目の1800ダートで初勝利をあげている馬ですからね。あがってきて橋本助手も『相手が動くからこれで十分』との感想でした。石橋師にも話を聞きます。『ショーライトイヤーは31日は坂路でサーッと。フェデラーはCWに入れてビシッとやりたいな』と。ついでに昨日の手応えはどうだったのかを確認します。『フェデラーは掛かって行くから終いはいっぱいいっぱいになってしまう』と言っておりました。ともに正月の1週目の競馬です。来年の運勢を占う一戦となるのかも知れませんね。

栗東CW(12月25日)
ショーライトイヤー
82.2−66.8−52.4−38.0−11.9 一杯
リアライズ
82.7−67.1−52.7−38.1−11.9 馬なり
内は2馬身追走して半馬身遅れ

●笹田和秀厩舎

・マイノワール
昨日は乗った後の感触を聞けなかったので、洗い場で作業中の祖父江助手と話しました。『下りで抑えが利かないぐらいに行こうとする様な動き。ちょっとイライラしてますかね』と。続けて『胃腸薬を2つに増やしました。今まではやるだけ食べていた馬ですからね。これから食べだして欲しいところです』と。数字だけは492キロと夏の函館よりもあるそうです。『まだ時間がありますので上向いてくれるのを待ちます』と、そう心配顔ではないのが何よりでした。

●友道康夫厩舎

・マイコンプリート
金曜日に入厩と聞いてますので、どこの馬房に入るのかも聞きたくて寄りました。ちょうど大江助手がおりましたので話します。『馬房はこちら12番に入ります。担当は吉田さんです。ノーザンではあの爪も大丈夫で順調に行っていたそうです』、続けて『マイルからの使いだしだったのですが、かなり多くて出れるかの心配もあって、確実に出れて豊さんが乗れるところでと、2回京都の初日になりました』との事です。12番の馬房にはもうマイコンプリートの名札もありましたし、吉田さんとも挨拶をしておきました。

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
まずはチャーチルデュースのところへ。田原助手は『ソエは触れば気にはしますが、痛がったりはしてませんね』に安心です。どうやら日曜日はCWで時計を出せそうとも言います。(坂路一本乗ってからですか)と聞きますと『エエ、そうなんです。坂路から馬場へ向かうとガスが抜けてくれんですよね』との事です。ドラゴンの馬房と担当さんの名前をも聞いて向かいます。一番奥の馬房にドラゴンはおりました。藤田瑠さんです。(爪はどうですか?)に左前脚をあげて確認してくれました。『接着装蹄ですね』と見せてくれました。今朝いちばんにEコースで走る姿はなかなかにいいですね。来年の勢力として期待したいですね。

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