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トレセンレポート

所有馬近況

2025.11.12 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ボディブロー
先週は4勝と固め勝ちをしていた森厩舎。大仲前に清水亮助手がいましたので話をします。『ボディブロー、日曜に僕が乗りましたけど、まだ少し重いかなと言った感じでしたね。息は別段に悪くありませんですよ』との事です。何とか間に合った感じかと思ってましたが、もう少しだけいい段階なのかも知れませんね。今週の競馬ですが追い切りは明日朝だそうです。また寄りますと後にしました。

●松永幹夫厩舎

・キボウホー(牡2黒鹿)
父ZARAK・母シーユーオールウェイズ
朝いちばんに松永幹厩舎へ行きます。黒板で見るとキボウホーは後半の番組と書いてあります。大渡助手と話します。『今朝もCW、相手は攻め馬走るクワンタムウェーブ、先週はテンからついて行くのが早い80秒だったからね』と言います。体は450キロぐらいで、カイバは食べるがそうバリバリの方ではないとの事です。後半のハロー駆けの終わったCW。田原助手を背にしたクワンタムウェーブと出てきました。大渡助手のキボウホーが先行しての道中、3F前あたりで間隔が詰まり、4角ではチラっと右後ろを見る大渡助手。でもすぐに追いつかれて先に手が動きます。1F手前あたりから半馬身ぐらい遅れだしてゴールでは2馬身近く遅れていたと観ました。内もそんなに楽ではなかったのは久々の影響でしょうか。松永幹師と一緒に広場を向かいます。師は『相手は3勝クラスの馬ですし、上々でしょう』と言います。あがってきた大渡助手も『いいよ、けっこうやれると思うよ』と言ってくれます。ゲートも先週に練習していてけっこう速いそうなんで楽しみになってきました。

栗東CW(11月12日)
クワンタムウェーブ
82.6−68.1−53.9−38.4−11.4 一杯
キボウホー
83.3−68.9−54.5−38.9−11.7 一杯
外が2馬身先行して1馬身半遅れ

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ
思った競馬でなかったビーチェマーレ。でも少しだけ終い脚は見所があった気がします。大當助手がいましたので話します。『下を気にして進まなかった様ですね。終いだけは少し脚を使ってましたね』と言います。そして『中1週でダート1400に使います』だそうです。『追い切りに乗った時からダートでもいいねと豊さん言ってましたものね』だそうです。馬も無事に何もなかった様ですので次走が正念場になりそうですね。11月23日(日)の京都1R、1400ダートが予定となります。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
厩舎廻りを運動中のなかに八木さんもいましたので話します。まずは先週のみやこSのダブルボンドハート勝利の言葉をかけます。そして今朝のチカミリオンを聞きます。『今朝もCコースで時計を出します。最初は坂路の予定だったんだけど今朝、先生がCに替えました。そんなに一杯にはやらないと思いますよ』と言います。自転車でついて廻り話を続けます。『体はフックラとしていい感じだし、今回、福島の小回りコースだけにその対応がどうなるのかもあるしね。今回も悪くないけど、次がいちばん良くなると思ってます』と言ってくれました。八木さんはそのまま違う馬での稽古。チカミリオンは若いスタッフが乗ってCWに登場。後ろからついてくるのは函館2歳S勝ち馬のエイシンディード。先週に好時計で追っていました。だからアッサリ抜かれるのだろうと眺めていましたが、先行したまま先着してました。最後だけ追っていた様に見えました。広場であがってくるのを待ちます。馬上のスタッフから『いい動きだったと思いますよ』と言っていただきました。後刻に大久保龍師に今朝乗ったスタッフは誰なんですかと聞きますと角居助手、あの角居先生の息子さんだった様です。土曜の福島のハンデ戦で53キロ。はたしてどんな競馬になるのでしょうかね。

栗東CW(11月12日)
エイシンディード
83.8−67.7−52.7−37.5−11.6 一杯
チカミリオン
84.5−68.3−53.2−37.9−11.4 一杯
外が4馬身先行して3馬身先着

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
かなり寒い朝、自転車だけにモロに冷たさがきます。笹田厩舎へ着くころは感覚がなくなってきている両手です。丁度、太田さんが運動してましたので聞きます。『トッピボーン、放牧へ出ました』だそうです。金曜に放牧へ出て行ったそうです。別段、そんなに悪くなっていった訳でもないと言ってました。スタンドで笹田師にも聞きます。『少しだけ外側がピンときていたので休ませた方がいいとなりました』との事だそうです。来年の春になるのでしょうか。ついでにマイノワールも聞きますと、『だいぶ疲れが出ましたからね』との事です。これも来年になるのでしょうか。

●武幸四郎厩舎

・カルロット
・ダミエ
まずはダミエの馬房へ向かいます。三好さんが隣の馬房で支度をしている最中でした。話をします。『あの馬場で前残りのなかでいい脚は使ってくれましたね』と言います。どうやらまだ在厩で進める様です。体はやはり減少傾向にある様ですね。カルロットはどうしたかと奥へ行きます。北谷さんに何時出ました?と聞きますと『金曜に出て行きました』だそうです。大仲で幸四郎師と話します。『ダミエ、今日から角馬場で障害を飛ばします。二、三日やって良ければ試験を受けてもいいしね』と。なかなか適する距離には出れるのかが判らないだけに、待ちになるのでしょうね。後半の10時近くに小坂騎手を背にしたダミエが小さい障害稽古馬場に入って行くのを見ました。

●角田晃一厩舎

・イフウドウドウ
今日にイフウドウドウが入ってくるとスタッフの方から朝に声をかけて貰いました。広場で角田師と話せました。『MRIを撮るんで麻酔をかけるのかな』と言います。『弱い馬でしたね−』と述懐します。なかなか無事に使うことが少ない馬でした。悪い箇所を直してからの現役続行となるのでしょうか。

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