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トレセンレポート

所有馬近況

2025.12.17 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●松永幹夫厩舎

・キボウホー
・チャーチルデュース
チャーチルデュースの馬房も隣りのバドリナートの馬房も真っ暗。田原助手の姿も見えません。大仲そばのキボウホーはまだ在厩でした。大仲には田原助手の姿はあったが大渡助手は見つからず。聞きますと今日は有休の声が。キボウホーはどうなりますと聞きますと引き続き使うみたいです。田原助手が馬房へ動きましたのでついて行きます。チャーチルデュース、どうですかと聞きますと『そうですね。相変わらずカイバをモリモリといきません。あと1キロは食べて欲しいところです』と。それでも馬力はなかなかのものだそうですが『夏の凄い時を知ってますのでね〜』の様です。今朝は後半でホープフルSへ2頭出しのマテンロウゼロと併せるとの事です。『併せ馬ですがこちらが併せれなかったら途中から単走にでもします』とやや心配そうに言います。その時にキボウホーの今後を松永幹師に聞きましょうと。後半の9時50分近く。眼の前のEコースをマテンロウゼロとその後ろをツル首にしたチャーチルデュースが通ります。そして向こう正面からおりてCWに出てきました。前を行くマテンロウゼロを3馬身ぐらい後ろから追いかけていた6Fと5F。でもそれを過ぎたら内からスルスルと抜いて4Fではもうかなり前へ出てます。3Fからは外へ出して内からのマテンロウゼロを待ってます。ゴールでは1馬身ぐらい前へ出ていた様に見えました。出口付近で待ちます。師は『ガーッと行きましたけど、あれでもこの時計で走れたらたいしたもんです』と言ってくれます。引き上げてきた田原助手も『もう少し我慢できたらよかったんですが・・』と言ってました。師は『年明けの2週目の方がいいかも知れませんね』と考え中の様です。そしてキボウホーは『どんどん使っていきましょう。正月あたりに考えましょうか』と言ってました。

栗東CW(12月17日)
チャーチルデュース
84.5−69.4−55.1−40.1−12.6 馬なり
マテンロウゼロ
83.6−68.6−55.3−40.4−12.6 馬なり
外は3馬身追走して1馬身先着

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ
馬房ではビーチェマーレが暗い中でも口をモグモグしているのが見えます。声をかけても来てくれません。諦めて大仲にいる前川助手のところへ。『ビーチェマーレ、今日出て行きます』と言います。ジョッキーはどう言ってましたか聞きます。『4コーナーまでは鳴らなかったが直線へ入ったら鳴った』でしたし『脚元の方は何ともありません』と言ってくれます。直線に入ってからが本番なんですがそこからの伸びが物足りませんものね。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

●石橋守厩舎

・ショーライトイヤー(2歳牡)
父ドレフォン・母ノーチラス
・フェデラー
まずは左端の馬房を覗きますが空っぽ。傍にいた土屋助手に聞きますとマシーンで運動中だそうです。『早いところを行ったらましですが硬いのは硬いですね〜』と言います。朝いちばんに坂路で今朝も時計を出すそうです。そしてショーライトイヤーの元へ。そこも空っぽ。マシーン?と聞きますと運動中ですとの事。外で談話中だった橋本助手に終わってから話します。『走りっぷりもだんだんと良くなってきているよ』との事です。どんどん改善されている馬ですね。石橋師に聞きますと『CWで2本は時計を出したい。今朝が初めてのCWだからね。そうだね〜ダートの長いところから使いたいね』との事でした。馬場内左手の角馬場でほぐした石橋勢。フェデラーは眼の前のEコースに出てから向こう正面から坂路へと。ショーライトイヤーはCWへ出てきます。前を行くのが太宰騎手騎乗のメイショウゴウケツ、橋本助手のショーライトイヤーが少し後ろから。携帯のカメラ機能が上手くいかなくてアチコチ触っているうちに2頭が直線へ来てしまいました。直線での2頭の手応えは歴然たる違いが。外の太宰騎手の手が動いておりましたが内は楽な手応えでした。この追い切りの感想を聞きに下りる間もなくフェデラーが登坂です。最初の入りはゆったりと行ってますが後半はピッチの利いた走りで小気味がいい動きに見えました。坂路出口から土屋助手について廻って話をします。『今朝も55の入りですしね。これで2、3本めですか。使うところが決まったら1週前ぐらいにビシッとやっておきたいですものね』と現時点ではまずまずなのかなの印象と見受けました。まだ3戦の馬ですからね。長〜い眼で見守りたいと思っています。

栗東CW(12月17日)
ショーライトイヤー
85.7−67.9−53.0−38.1−11.9 馬なり
メイショウゴウケツ
85.7−67.9−53.1−38.2−11.9 一杯
内はクビ先着

栗東坂路(12月17日)
フェデラー
55.4−39.9−25.8−12.9 馬なり

●笹田和秀厩舎

・マイノワール
今日の入厩でマイノワールが入ってくると聞いております。ですので久しぶりに笹田厩舎へ。ちょうど祖父江助手が運動に出るところで馬上と話をします。『9月後半でしたかね、出て行ったのは。丁度、馬の入れ替えが多い時でしたものね。一応、来年の1900ダートからと聞いてます』との事でした。スタンドで笹田師と話します。『1月24日の下鴨S(1900ダート)を復帰戦に予定してますよ』との事でした。後刻に何時放牧へ出たのかをJRA事務所で確かめます。9月26日(金)にチャンピオンズFへ出たのデータでした。

●武幸四郎厩舎

・カルロット
・ペンテリコン
厩舎へ着いたら丁度、馬が出て行く時間帯。山下助手は違う馬で出て行きしなに『ペンテリコン、使ったあとも大丈夫でした』と言って出ていきました。大仲で幸四郎師と話します。『カルロット、今朝は普通のところですが明日か明後日に時計を出します』との事です。黒板で数字を確認するとカルロットの体重は536キロと書いてあります。『前走は10キロぐらい絞れていたしね』と言います。正月の二日目、マイル戦で武豊騎手で初勝利を目指します。ペンテリコンは初日の1200ダート。これも武豊騎手だそうです。帰りがけに山下助手が『明日、時計を出します』と言ってました。後半の10時少し前頃、幸四郎厩舎の後半組が地下道やEコースへと別れて出て行きます。そのなかにカルロットがいました。スタンドからジックリと馬体を観させて貰いましたがなかなかにいい馬になっていましたね。幸四郎師の『来年はこの馬』と言うのも判りますね。前に比べて馬体が良くなって帰ってきた感じがしますよ。

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