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トレセンレポート

所有馬近況

2025.12.10 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ボディブロー
ボディブローを探しますがいません。大仲前で聞きますと離れの馬房にいるそうです。もしかして今週しか外国産馬が出れる短い距離のレースがないので連闘で使うのかと思いましたが、そんな予定もなさそうです。森先生にもあえずですのでまだ今後の予定が判りません。また聞いておきます。

●松永幹夫厩舎

・キボウホー
・チャーチルデュース
キボウホーの鼻面をなでてから大仲の大渡助手のところへ。開口いちばんに『今朝は下(CW)で併せ馬でやるよ〜』と言ってくれます。相手はと聞きますと同じく3歳馬との事です。田原助手もいましたのでチャーチルデュースの事を聞きます。『今日の3時過ぎに入ってきます。とりあえず僕がやりますがヤマニンブークリエも帰ってきますから、それまでやらせて貰いますが〜』との事です。いつもどおりEコース半周してから地下道へ。CWでの併せ馬でゴール前しか見ることができなかったですが一杯に追ってました。追い切りが続いていたので厩舎へ帰った頃にまたお邪魔して聞きます。『追いかけたから上々だろうよ。体も450キロぐらいでそう変わらない。あとはダート適性だけだね』だそうです。先週が抽選負けで出れずの1週伸ばしとなりましたが稽古では動けてますし正念場の今回ですね。

午後3時過ぎ、チャーチルデュースが入ってきているはずと厩舎へ向かいました。師の居住区から2番目の馬房、1番はコントレイル産駒のバドリナートでともに田原助手の担当です。すでに馬房内にはチャーチルデュースがおりまして、初めての環境にちょっと気を使っている感じでした。田原助手と話します。『北海道から直接の入厩ですので少しやつれていますね。札幌当時は470キロぐらいあったのですがね』と。馬体は少しスリムに見えます。『冬毛も出ていますのでね』と。そして『札幌の芝で追い切った時は右へもたれて追えなくてあの時計なんです。口向きが少し利かなくてでした。パワフルな馬です。ソエを持っていたんでしょうね。追い切った日の午後からチクチクしだしました』だそうです。そのソエももう何ともないとの事。一応、正月の初日の1800芝がスタートラインになる予定です。『明日から乗り出して週末には少し時計を出してやって行きます』との事です。見守って行きます。

栗東CW(12月10日)
ライトオブジアース
82.8−68.0−53.1−37.7−12.0 一杯
キボウホー
82.0−67.3−52.8−37.4−11.9 一杯
外が4馬身追走して半馬身先着

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ
今日もビーチェマーレの相手をしてから大仲前の黒板へ。いちばんで3頭併せと書いてあります。大仲の前川助手に聞きます。『息づかいが荒いのは気道も細いのもあるのかもね。でも決して短いところの馬ではないと思えるよ』と今朝も言ってました。3頭併せの1頭は先週も併せたコールラヴ。角馬場なかでそのコールラヴに武豊騎手が跨りました。もう1頭のオールセインツは坂井瑠星騎手かと思えます。CWに出てきた3頭、先頭はオールセインツ。続いてコールラヴ。そして抑えきれない勢いで前川助手のビーチェマーレとなります。そのままの間隔で3コーナーを廻り3Fでは先頭のオールセインツとの差が1馬身迫っての直線。いちばん先に前川助手がステッキを入れておりました。あと1Fから少しずつビーチェマーレが遅れて手応えも見劣りました。最後は1馬身近くあった様に思えましたね。出入り口で待ちます。引き上げてきて前川助手は『体重差があるから仕方ないよ。良く頑張っているよ』と言ってくれます。武豊騎手は『隣りで乗っててノドがひどいな〜と聞いていたよ』と言います。まぁそれも仕方ないことでしょう。あとは実戦でどれだけやれるかですね。

栗東CW(12月10日)
ビーチェマーレ
84.0−68.9−53.9−38.5−11.8 一杯
コールラヴ
84.2−69.0−54.0−38.4−11.7 強め
オールセインツ
84.9−69.6−54.5−38.6−11.6 強め
外が4馬身、中が1馬身先行して最内が1馬身遅れ

●石橋守厩舎

・ショーライトイヤー(2歳牡)
父ドレフォン・母ノーチラス
・フェデラー
いちばん遠いブロックにある石橋厩舎。検疫馬房に近い地域です。真っ先にフェデラーの馬房へ。土屋助手もいまして話します。『前よりも硬いですね。もっといいかと思ってましたがね〜』との事です。日曜に少し時計を出してましたが今日はもう少しやって行くそうです。9時半頃になるとの事。そしてショーライトイヤーのところへ。馬房へ居ないので大仲で橋本助手に聞きますと運動中との事。橋本助手は『今朝は同じ新馬との併せ馬で坂路でやる』だそうです。運動中の大久保さんと話します。彼が背が高いのでショーライトイヤーが小さく見えます。それを言いますと『そんなに小さくありませんよ。480キロはありますからね』との事です。馬場内の角馬場でゆっくりとほぐしてからの坂路。途中から馬体を併せてますが画面の右手で相手馬がヨレてショーライトイヤーに何度かぶつかります。それにもひるまず真っすぐ走るショーライトイヤー。なかなかの根性です。橋本助手にそこを聞きたくとも逢えずでした。スタンドで石橋師は『いつ使うかはまだ、うちはCWで追ってから決める』と言います。ただダートデビューだろうなとは言ってました。そして後半。角馬場でジックリと乗り込んだフェデラー。坂路をあがってきます。時計も初回みたいなものでまずまずの時計でした。坂路出口で帰って来るのを待ちます。土屋助手は『まずまずですかね〜。そうガンガン行きたがるところもないですしね』との事です。どこか目標がある馬でもないですからじっくりとやって貰えばいいのかと思えます。

栗東坂路(12月10日)
ショーライトイヤー
54.1−38.9−25.2−12.8 強め
ミヤノラングリー
54.0−38.9−25.1−12.7 一杯
フェデラー
55.6−40.3−26.1−12.3 馬なり

●武幸四郎厩舎

・ダミエ
・ペンテリコン
今朝はペンテリコンの山下助手は有休だそうで話も聞けず。ダミエの三好さんももう1頭の担当馬で運動に出かけたそうで大仲に行きます。番組にもその2頭の予定はなにも書いてありません。もしかしてペンテリコンの中京への連闘があるのかと思ってましたが、幸四郎厩舎はそんな使い方はしない厩舎でもあります。今朝は幸四郎師も見当たりません。朝の稽古のいちばんが終わってひと段落した頃にダミエの馬房へ行きます。今度は三好さんと話せました。『自分もレースは車のなかで観れず。後でパトロールビデオを見てたら富田騎手が来て下手に乗りましたって謝ってましたよ』との事です。そしてどうやらどこかでぶつけて来たようで前肢をぶつけて傷をつけてきたとの事です。体重がフックラしているはずが変わらずの数字。でも今は状態も悪くないんだけどね〜と、あとは指示待ちだそうです。カルロットが今日入ってきますのでまた明日朝に寄ってみます。

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