10月27日、東京競馬場で行われた第170回天皇賞・秋(G1・芝2000m)に、ドウデュース(牡5・栗東・友道康夫)が武豊騎手・58kg、2番人気で出走して優勝、嬉しいG1・4勝目を飾りました。馬体重は前走からマイナス4kgの504kg、勝ちタイムは1分57秒3(良)でした。
武豊騎手の鮮やかなエスコートによりドウデュースが復活の勝利。この春は結果が振いませんでしたが、大外から見事な差し切りを決めてくれました。G1・4勝目をマークしています。道中は虎視眈々と後方2番手からの競馬で直線の末脚にかける形となりました。絶好の手応えで大外へ進出。そこから目の覚めるような上がり32.5秒の末脚を繰り出してライバルを一蹴。大外一気が炸裂しました。
殊勲の武豊騎手は「今日こそはこの馬の能力を、強さを発揮したいと思って挑んだので、最後の直線で本来の走りができて、ゴールした時は本当に嬉しかったです。折り合いの方はついてましたし、もう中途半端なレースはしたくなかったので、ペースもあまり速くはなかったと思うんですけど、最後の末脚にかけていました。これでダメならしょうがないという気持ちで、もう腹をくくって乗りました。(最後の直線は)もうすごい速さでした。今日も強い馬が前を走っていたので、簡単なレースにはならないと思っていたんですけど、ものすごい勢いだったので大丈夫だと思いました。ほんとに今日は応援していただきありがとうございます」と喜びのコメントをしました。
所有馬近況
2024.11.20
トレセンレポート