11月24日、東京競馬場で行われた第44回ジャパンカップ(G1・芝2400m)に、ドウデュース(牡5・栗東・友道康夫)が武豊騎手・58kg、1番人気で出走して優勝、嬉しいG1・5勝目を飾りました。馬体重は前走からプラス6kgの510kg、勝ちタイムは2分25秒5(良)でした。
今回も武豊騎手の鮮やかなエスコートによりドウデュースが差し切り勝ちを決め、嬉しいG1・5勝目をマークしました。道中は未勝利戦かと思わせるスローペースの中でも、じっと後方で我慢の競馬。じっくりと温存して勝負どころから一気に末脚を解き放ちました。直線入口からあっという間にライバルを飲み込んでいき、坂を駆け上がって早くも先頭に。それでも後続の追い上げを完封して、強力な外国勢も一蹴。日本の総大将としての役目を果たしました。
殊勲の武豊騎手は「めちゃくちゃ嬉しいです。ドウデュースの走りができて本当によかったと思います。彼はいつも通り落ち着いて、とても状態も良かったので、自信持って乗ろうと思いました。ある程度は想定していましたけど、思った以上にペースも遅くて、決していい流れではなかったですけど、スタイルを変えないつもりで乗っていたので、今日は折り合いに苦労しました。全然ペースが上がらなかったので、馬が本当に走りたがっていたので、ある程度行かしたらものすごく勢いついて、あっという間に先頭立ってしまったのでちょっと心配したんですけど、そこから保つのがドウデュースかなと思います。(勝利は)最後までわからなかったです。並の馬じゃ決して最後まで保たない展開だったので、それでも最後まで抑え込める、ほんとに乗っててすごいなと思いました」と喜びのコメントをしています。
所有馬近況
2024.12.04
トレセンレポート