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THE EUROPEAN JOURNAL

ブルームはキングジョージ4着…ペロタンは次走重賞へ

2022.07.24 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

©Yasufumi Sawada

 23日、英・アスコット競馬場で行われた欧州芝12ハロン路線の上半期総決算となるキングジョージⅥ&クイーンエリザベスSにブルームが出走。今年は同舞台で行われたハードウィックSを勝っての参戦となり期待が集まりましたが、4着に敗れました。前走後も、青写真通りに調整が進み、好仕上がりで挑んだ一戦でした。
 レース前のパドックで、エイダン・オブライエン調教師が果敢なレースをしようと話をしていました。そのとおりに、本命の3歳馬ウエストオーバーと競り合う積極的なレースを展開し、勇敢な走りで見せ場を作りましたが、最後は一杯となってゴールしています。レース後も脚元等に問題はなく、今後は一息入れて、秋のレースでの復帰となることが有力ということです。

 また、22日に行われたリステッドのハーマジェスティーズプレートで、デビュー2連勝を飾ったペロタンはレース後も順調ということです。前走からは間隔も短かったので、今回はソフトな仕上げで挑んだということでしたが、今後は調教メニューも強化していくという話でした。今回でブラックタイプを獲得しましたが、また伸びしろのたくさんある馬で、長い距離を使っていながらもスピードもあり、先々がとても楽しみというエイダン・オブライエン調教師の話でした。次走は重賞に挑戦するということで、8月12日(金)にアイルランドのコーク競馬場で行われるG3ギヴサンクスS(芝2400m)が予定されています。

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