KIEFERS SALON

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

　先週カタールのアルライヤン競馬場で行われたエミールズトロフィーで7歳となったブルームが今季の初戦を迎えました。先行する形で、最後は一杯になりながらも、持ち前のしぶとさを見せて最後は5着でゴールしています。「2歳からずっとトップレベルで走り続けて、活躍しており、本当にすごい馬」とエイダン・オブライエン調教師は評価しています。

　勝った香港のロシアンエンペラーはかつてオブライエン厩舎に所属していた同僚だった馬でした。レース後、暑いカタールからアイルランドへ無事に帰国し、現地21日の朝からバリードイル調教場でキャンターを再開したということです。次走は3月25日にメイダン競馬場で行われるG2ドバイゴールドＣ(芝3200ｍ)か、4月8日にランドウィック競馬場で行われるG1シドニーカップ(芝3200m)への出走が予定されています。