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THE EUROPEAN JOURNAL

愛G3でリリーハートが好走

2024.07.20 THE EUROPEAN JOURNAL

在仏記者・沢田康文氏による海外馬情報のコラムです。

●ソーデュース

12日、チェスター競馬場で行われた芝2100mのハンデキャップ戦に出走。単勝1番人気に推され中団から競馬を進めましたが、見せ場を作れず6着でゴールしています。管理するロジャー・ヴェリアン調教師は「結果を出せず申し訳ありません。チェスター競馬場の形態がとても小さなトラックでずっと左にカーブが続く馬場で、この馬には向いていなかったことが敗因だったと思います。それに加えて最後はスプリントレースのようになってしまったことや馬場が少し粘土っぽくなってしまったことも良くありませんでした。スタートしてすぐに、ここで走らせたことを後悔しました。レース後の様子は問題なく、健康で四肢もきれいです。次回は2~3週間後に1600mぐらいの走りやすい競馬場を選ぼうと思います。よろしくお願いします」とコメントしています。

●リリーハート

10日、フェアリーハウス競馬場で行われた愛G3スタネーラSに出走。第3回ジャパンCを制した名馬の名を冠したレースで、重賞初挑戦になりました。好スタートから道中は逃げ馬の番手を進み、直線も優勝争いに加わる健闘を見せました。最後は勝ち馬から2馬身差の4着でゴールしています。管理するエイダン・オブライエン調教師は、「G3でとても良く走ってくれて、もう少しでブラックタイプを獲得できるところでした。性格が素直な小柄なステイヤーです。次走は8月16日にコーク競馬場で行われる1マイル半のG3ギヴサンクスSに出走させることを検討しています」とコメントしています。

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