KIEFERS SALON

トレセンレポート

ドウデュースJC最終調整 所有馬近況

2023.11.22 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ピアシック
JRA事務所での退厩届をみていても名前がなかったので出て行ってないなと踏んで朝一番にいつもどおり厩舎へ顔を出しました。清水亮助手がおりまして『エエ、いますよ。中山の2週目のカペラS(12月10日・G3・1200ダート)を予定してます。出られなかったら阪神の最後(12月24日・りんくうステークス・1200ダート)ですね』との事でした。そして今週の追い切りはない事を確認して後にしました・・・。

●松永幹夫厩舎

・マイシンフォニー
どうやら松永幹師は今朝は留守な様です。マイシンフォニーの1週前の追い切りの予定です。黒板には体重が512キロと書いてありました。今朝はいちばんにCWの単走追いだそうです。鞍上もルメール騎手になったとの事。スタンドで待ってますと少し他所よりも遅い時間でしたがCWに出てきての追い切り。最初の入りが17秒とユッタリしたもので少しずつピッチもあがって行きます。4コーナーも大外を廻って1ハロンから追いだしました。鞍上の手がけっこう動いている様に思えました。後刻に助手さんに聞きますと『折り合いもついてユッタリと入れました。動きも悪くなかったですよ。体はまだまだ太いですがだいぶ絞れてくるはずですよ』との事でした。前回が474キロでしたのでかなり重くなっていますが、悪い事ではないでしょう。

栗東CW
85.2~68.7~53.5~38.1~11.8 一杯

●笹田和秀厩舎

・マイノワール(2歳牡)
父マインドユアビスケッツ・母チカノワール朝に馬房で担当の祖父江さんに聞きました。『今朝は助手さんが乗って坂路で併せ馬の予定です』との事でした。丁度、CWのマイシンフォニーの追い切りとダブってしまって最初から坂路の動きを追うことは出来ず、観たのがあと1ハロンの半ばで小牧太騎手騎乗のウェルカムキリシマがアップアップしている左をまずまずの手応えで先着しておりました。反応を聞きたくて自転車で向かう途中で笹田師と出会いましたので聞いてみました。『まだ重いと言うことですのでもう少しやって使いたいと思います。来週か再来週ぐらいにしたいですね』との事でした。

栗東坂路(11月22日)
マイノワール
52.3~38.4~25.3~12.7 一杯
1馬身追走、1馬身先着
ウェルカムキリシマ
52.7~38.8~25.7~12.9 一杯

●武幸四郎厩舎

・ダミエ
・オウバイトウリ
ダミエ、先週の土曜福島戦。直線で内にモタれて追えない時間がけっこうありましたね。末脚不発と言った感じでした。担当さん曰く『馬場入りから入れ込んでしまいました』とまずはテンションの高さもあった様です。大仲で幸四郎師に聞きますと『阪神では1800芝ばかりでマイルが4週目。中京の最終週に1400芝とマイルがありますのでそこを予定します』との事で、年内にもう1戦の様です。オウバイトウリは東京土曜のカトレアS(1600ダート)にエントリー。1頭OP馬がいて後の15席を21頭で抽選の前登録です。『坂路で軽くやります』と幸四郎師。輸送もありますのでこれで丁度いいでしょう。

栗東坂路(11月22日)
オウバイトウリ
55.0~39.6~25.7~12.7 馬なり

●小崎憲厩舎

・サニービーチ(2歳牝)
父ロードカナロア・母ワイメアビーチ
朝に厩舎の黒板を観ますとサニービーチの馬体が502キロと書いてありました。すでにマシーンで運動中との事、後刻の馬場で乗った時も厩舎廻りをしておりまして今朝は馬体を観れず。でも小崎師と遭遇しまして話が出来ました。『けっこう向こうで強いところをやってきていますからね。明日の追い切りでも時計は出ますよ。年内に使えると思いますよ』との事です。牝馬でも立派な体の持ち主の様です。明日の坂路追いをしっかりと見届けたいと思っています。

●友道康夫厩舎

・ドウデュース
いつもなら馬房を覗いた時に声をかけても知らん顔でカイバ桶から顔を出さないドウデュースですが、今朝は機嫌がいいのか途中でやめて近づいてきてくれました。顔をなでてから大仲で前川助手に聞きます。『今朝は8時半頃にポリトラックで追います。後ろからついて行って軽く流してきます』との事です。
朝日杯2歳S、ダービーと直前週はポリトラックだったのを思いだします。所定の時間頃に角馬場で体をほぐしてからトンネルに入ります。Eコースの向こう正面から出てきて内のポリトラックから入ってすぐにキャンターに降りて行きます。最初の入りは17.1。そこからもゆっくりゆっくり。直線に入ってから内へ並びそのまま流して行ってのゴール。引き上げてくるのを待ちます。友道先生も自厩舎のその後の追い切りも観てから駆けつけました。やはり直前のポリトラック追いは意識しての様で『基本に戻ってです』と。そして『使っていい感じになってきましたね。先週の動きも力みがなく良かったですし、今朝も予定どおりです』との事でした。ハッキリ前回を使って、いいガス抜きが出来た感じと思えます。

栗東ポリトラック(11月22日)
ドウデュース
66.3~51.7~38.0~11.3 馬なり
ジュンブルースカイ
66.7~52.3~38.3~11.3 馬なり
2馬身追走、同着

このページをシェア

KIEFERS SALON
KIEFERS SALON

キーファーズのイマがここに