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トレセンレポート

所有馬近況

2025.06.04 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●森秀行厩舎

・ボディブロー
久しぶりに森厩舎からのスタート。厩舎へ入ってすぐの3番目にボディブローがおりました。久々に対面しましたが、真正面からだけに違いが判りません。大仲で清水亮助手と話せました。「日曜に乗りましたけれども前と大きくは変わっていませんね。元々、脚元が熱っぽい馬ですし、そこも変わっていませんね」との事です。再編入なのでゲート試験からで、後半に試験とのこと。スタンドで森先生とも話せました。「地方では1400でも前で競馬できたけど、中央ではむしろ1800あたりで前で競馬させた方がいいのかも」とのことです。函館を含めて使うところは色々選択肢がありそうです。ハロー明けのEコース。助手を背にゲート試験。ハロンからハロンの計測で2F27.9。ゲートを出てからハロン棒まで距離があるだけに時計が計れません。自分なりの計測でしたが、おそらく合格はしたと思えます。

栗東Eコース/ゲート(6月4日)
ボディブロー
13.2~14.7 馬なり

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
左端の馬房は何もいません。やはりあのまま放牧へ出たのかと思い、大仲の方へ向かいますと、大仲から3つめの馬房にドラゴンと書いてありました。額をなでて、大仲にいた田原助手に話をします。開口一番に「勝てなくてすみません」と言われました。そして「引き上げてきてすぐぐらいに左後脚がつけません」とのこと。馬房で観させてもらいますと、確かに脚を浮かせているドラゴンです。「ゴチャつく処もなかったですし、どこかで自分で脚をぶつけていたのかも知れませんね。骨はどうもないので、爪ではないかと思います」とのことです。今日にもう一度獣医に診てもらうそうなので、明日朝にまた寄りますと帰ってきました。いろんな事があるのですね…。

●大久保龍志厩舎

・マルシェ
先週水曜、朝一番に永島まなみ騎手を乗せて好時計を出したマルシェ。ですがその後で脚元に不安箇所が出てしまい、先週の出走は見合わせました。どうやら最初から気になっていた左前脚のポコンと出ている方ではなく、反対側に不安が発生した様子です。結局はこのままJRAでの戦いには間に合わなくなりそうです。脚元が良くなってから地方へ出て、またの再会を願います。

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
・マイノワール
運動中の太田助手と話せました。「豊さんからメンコをした方が折り合っていいと言われてまして、付けました。確かにその点は問題なかったですがね〜」と言っておりました。ダービー出走だけでも名誉な事。秋にもっと成長した姿を見せてもらいましょう。マイノワールは祖父江助手が「今朝も後半に単走で時計を出します」とのこと。笹田助手を背に、頭を左右に小気味よく振りながらの登坂でした。先週は目一杯終いを伸ばしていましたが、今朝は楽に行けてる感じでしたね。笹田師は「いい感じですね。これで6日に函館へ積みます。去年よりも今年の方がいい感じですよ」とのことです。初日から楽しみな函館です。

栗東坂路(6月4日)
マイノワール
54.9〜39.8〜25.4〜12.1 馬なり

●角田晃一厩舎

・トッピゴー
・イフウドウドウ
今朝のトッピゴーは中間のハロー駆け後に坂路で時計を出すとのこと。大仲で角田大和騎手と前走を振り返ります。「内から出てくる馬がいて、その分で外々を回らざるを得ず。勝てていた気がします。何とか今度こそ」と言っておりました。ハロー明けにEコースを1周してから坂路での追い切り。西原助手を背に、なかなかのいい感じでのゴール。明らかに前走前とは違っている稽古内容です。来週の阪神土曜7R(1200ダート)、そこで期待大ですね。角田師も「左回りよりも右回りの方がスムースだと思いますよ」とのことです。そしてイフウドウドウが今週の土曜に帰ってくるそうです。「脚元を触っても嫌がらないからソエはあるけれども大丈夫でしょう。小倉1000ダートか地方交流ならば1400でも大丈夫でしょう」とのことです。帰厩を楽しみに待ちたいです。

栗東坂路(6月4日)
トッピゴー
52.2〜37.7〜24.6〜12.6 馬なり

●武幸四郎厩舎

・カルロット
(2歳牡)
父リオンディーズ・母ラルケット
・ペンテリコン、ダミエ
先週はペンテリコンがなかなかにいい内容で勝ってくれました。大仲で幸四郎師は「放牧だろうね」と言います。入れ替えにマイアイドルでも入れてくれるのかと聞きますと「まだ出れないでしょうから、もう少し先になるでしょう」とのことです。今朝のメニューはカルロットが師が乗って、先週と同じ併せ馬での最終調整となります。ダミエも単走で追い切る予定とのこと。府中での出走は武豊騎手が乗れるようです。師は「出があまり良くないから、明日か金曜に練習しておく」とのことです。カルロットも先週の坂路ではあまりいい手応えではなかったですが、「坂路で追うのが初めてだったし、絶対に今朝の方が動けるよ」と言っておりました。そして坂路追い切り。カルロットは1馬身ぐらい前に出てた最初ですが、その後は内外こそ離れてはいたけれども、ほぼ同じペースで行ってゴールまで楽な手応えでした。ダミエはその2頭よりも少し前にゴール。これも動きは悪くなかったですね。引き上げてきた鞍上の三好助手は「ゴール前にもう少し動けるかと思っていたけど、悪くなかったですね」とのことでした。

栗東坂路(6月4日)
ダミエ
53.5〜39.0〜25.3〜12.8 馬なり
カルロット
52.8〜37.9〜25.0〜12.7 馬なり
シンドリームシン
52.6〜37.9〜25.0〜12.7 馬なり
カルロットが1馬身先行して同入

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