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トレセンレポート

所有馬近況

2025.08.20 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●友道康夫厩舎

・ティプタラ
先週の競馬は初戦とそう変わらない内容でしたね。今後がどうなるのかも気になって朝いちばんで厩舎へ向かいました。山田助手を探しても見つからず。大江助手がおりましたので話します。『馬にダメージはありませんね。初戦と同じく馬を怖がって、内から寄ってきた馬を嫌がって外へ外へと逃げておりましたね。今週の2000芝、まだ今週なら入ることがありそうな感じかと思えます。想定をみて入れるようならブリンカーを稽古で着用してみてから臨みます』との事です。なかなか思う様な競馬になっていないティプタラ。どうなんでしょうか。

●大久保龍志厩舎

・チカミリオン
・マルシェ
厩舎廻りを運動中の大久保龍軍団のなかにマルシェもチカミリオンもおりました。チカミリオンは八木さんが『ハイ、いちばんにやりますよ。先週はそんなに一杯に行ってないので今朝もけっこう強めときます』と言ってくれました。大仲で黒板を見ていると山口助手が近づいてきてくれました。『マルシェも今朝はビシッとやります』との事です。坂路の朝いちばん組のなかに大仲で勢もおりました。マルシェには永島まなみ騎手が乗ってます。チカミリオンともう1頭で坂路入り。チカミリオンはいちばん後ろ。前にベイリークロアが先に行きます。マルシェはその後ろからジワジワと差を詰めてあと1Fで並び少し前に出てゴール。その2頭から少し遅れてチカミリオンも手応えに余裕を残してゴールしたのを確認しました。少し経ってから厩舎へ。洗い場ですっかりと綺麗にして貰っているなかに2頭もいました。チカミリオンの八木さんは『52秒で来ているとは思えなかったですね。いい感じですよ』と嬉しそうに言います。ここにきて調子があがってきているんでしょうね。マルシェも休み明けのわりは悪くない動きをしています。ちょっと楽しみがありますね。

栗東坂路(8月20日)
ベイリークロア
53.6-38.6-24.8-12.3 やや一杯
マルシェ
53.1-38.2-24.5-12.2 強め
外が2馬身追走して半馬身先着

栗東坂路(8月20日)
チカミリオン
52.2-37.7-24.5-12.2 馬なり

●池江泰寿厩舎

・ドウジャスティ
厩舎へ寄って予定を聞こうと入って行きます。川合助手と出会いましたので今朝は?と聞きますと『今日は私ではありません』と。馬を確認してから大仲へ行きますと兼武助手が声をかけてくれました。今朝は2番目の順番で彼が乗るそうです。他所の厩舎へ向かう時に坂路へ向かう馬体を横から観たりしておりました。角馬場でほぐしてからの登坂路。最初からゆったりとした入りで最後まで無理をせずの今朝でした。坂路出口で待って帰る道すがら話をしました。『前走を使って一旦は落ちた体調ですがそこから盛り返してきているところですね』と身ぶりで説明してくれます。続けて『1回使ったことで変化もあるでしょうし馬場の広いところへと変わりますからね。左へ張るところのある馬ですから左廻りもいいと思えます』と言っておりました。あとはこの馬がどれだけの運を持っているかなんでしょうね。最悪でも権利ぐらいはと確認して別れました。

栗東坂路(8月20日)
ドウジャスティ
54.5-39.7-25.4-12.3 馬なり

●角田晃一厩舎

・イフウドウドウ
黒板にゲート練習とだけ書いてありました。坂路を軽く廻ったあとに僚馬達とゲートへ向かっておりました。後刻に引き上げてきたイフウドウドウの戸谷さんと話します。『今朝追い切ろうと思ってましたが来週に使うとの事で今朝はやめました』と言います。脚元、特に先週はぶつけてきて外傷を負ったと聞いてますので確認します。『ええ、大丈夫です。ソエの方もね』だそうなのでよろしくお願いしますと後にしました。

●笹田和秀厩舎

・マイノワール
またまた笹田師と遭遇しましたので話をします。『マイノワール、変わりはないんだけれども来週出れるかな~』と言います。今週のWASJでも相当なる特別登録がありましたものね。続けて『出れないのなら連れて帰ってきて馬場の広いところでのダート戦の方がいいかも知れない』と言います。確かに前走のあの末脚は小廻りコースよりも絶対にいいでしょうからね。

函館W・重(8月20日)
ドウアドバンテージ
52.6-38.3-12.2 強め
マイノワール
53.0-39.7-12.2 強め
内は0.4秒追走同入

●武幸四郎厩舎

・マイアイドル
・ペンテリコン
今日も最後は幸四郎厩舎。ペンテリコンの馬房へ向かいます。清生助手と話します。『少しオドオドしている感じ。何かビクついてばかり』と言います。朝いちばんに彼が乗って時計を出すとの事。幸四郎厩舎のいちばんは開場から10分ぐらいが経ったころに外の角馬場へ現れるパターン。そこでほぐしてからのトンネルを潜っての坂路行き。ゆったりと入って最後までそう手も動かずのフィニッシュでした。帰ってくる途中で出会いましたので馬上の彼に聞いてみます。『ちょっと1200仕様といった感じだね。行きたがっている感じでもあるね。少し時間があるから何とか納めたいけれどもね』との事でした。そしてマイアイドル。黒板に三好さんの名前がなし。聞きますと有休だそうです。乗る上籠助手を冷やかします。乗り切れるか?と。大丈夫と言ってました。後半の坂路に登場したマイアイドル。やはり頭を振り振り行きます。最後の1Fぐらいはその傾向も薄れて真っすぐと走ってはおりましたが。55ぐらいの予定で乗って53ぐらいかなと言ってましたが54秒なら上々でしょう。坂路出口で待って話をします。『追い切り日だけなら大丈夫だけど、これが毎日となると大変だね』とやはり前半の行きたがるのを言います。この馬の気性なんでしょうねとも言ってました。前向きさがある血統ですからね。来週です。

栗東坂路(8月20日)
ペンテリコン
53.8-38.4-25.2-12.5 馬なり
マイアイドル
54.0-39.2-25.0-12.5 馬なり

●松永幹夫厩舎

・チャーチルデュース(牡2鹿)
父Into Mischief・母ビューティフルギフト
松永幹師にチャーチルデュースの特徴を聞いてみました。『前向きさがあって、いい馬ですよ』と教えてくれました。ただ続いてが『ちょっとソエっぽいと。ソエ気味と言った方がいいかも知れませんね。ですので様子をみて札幌で使うのを止めるかも知れません』だそうです。引き続き続報を聞きたいと思ってます。

札幌芝コース・良(8月20日)
チャーチルデュース
64.2-49.9-35.3-11.6 馬なり
フォルテム
65.2-50.5-35.7-11.6 馬なり
内が1秒追走して同入

●森秀行厩舎

・ボディブロー
スタンドで森師と話せました。『ボディブロー?、豊が乗るって言ってます』との事です。『前走はうまく外枠もあたっていい流れになりましたね。変わりはないですし、函館で調整しての来週です』との事でした。

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