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トレセンレポート

所有馬近況

2025.09.17 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
・チャーチルデュース(牡2鹿)
父 into Mischief・母ビューティフルギフト
まだ暗い中、自転車で松永幹厩舎へ向かっている時、数頭の集団が。松永幹厩舎の第一弾です。そのなかに田原助手とドラゴンがいました。向こうも気がついてくれて歩きながら話ます。『ドラゴン、明日朝に時計を出します。体はそう大きくなった感じはしませんね。気性的なものでしょうね。ポンポンと連勝するぐらいでないと困ります』との事です。

田原助手はセントライト記念2着のヤマニンブークリエも担当している人。その話もします。そして彼は札幌へ行っていた様でチャーチルデュースの事も語ってくれました。『向こうでいい感じで来てたんですよ。最後の芝での追い切りでソエが出た様ですね。芝でもダートでも走れるタイプの様ですよ』と嬉しいことを言ってくれました。ソエでひと息入りますが良くなってきてからの入厩を待ちたいと思います。また明日朝に行きますと別れました。坂路で元気いっぱいに乗っているのを確認しました。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
ドウアドバンテージ隣の馬房に深川助手はいました。調子と今朝はどうするのかを聞きます。『エエ、まぁ変わりないと言えば変わりありません。明日朝に時計を出します。京都1週目の2000芝で復帰したいと思ってます』との事です。

詳しく聞くとその日は毎日王冠が府中であり、武豊騎手は騎乗に行くとのこと。藤岡佑介騎手ですかねとも言います。丁度、四位師が来まして二人の会話を傍で聞きます。どうやら昨日に右前の鉄を渡してあるところにアクシデント発生でそこが破損していたそうです。何とか事なきを得た様ですが、何でも金属疲労で珍しいこと。どうやらそこばかりイロイロなアクシデントに見舞われていますね。何とか無事に出走まで行ってほしいところ。また明日朝に寄って詳しく話を聞きたいと思ってます。

●笹田和秀厩舎

・マイノワール
15日の朝、畑作業から帰ってきて信号待ちをしていたらトレセンへ向かう方に祖父江助手がバイクで待機中。彼もこちらに気がついてくれて信号を渡ってから話をします。『エエ、良かったです。豊さんはダートでも芝でもどちらでもいいと。芝はこれから距離の長いところがあるから時計のかかる馬場ならなおいいと言ってましたね』だそうです。まずはおめでとうと別れました。

そして今朝、馬房を覗くもまだ彼は来てなくて次の厩舎へ向かおうとしていると前を歩く笹田師が居りました。話をします。『まだ元気だしこのまま在厩でやって行きます。豊が芝でもというので乗れるところを聞いてみます』との事です。まずは嬉しい勝利でした。疲れをとって次走に向かってくれるのでしょう。

●武幸四郎厩舎

・カルロット
・ペンテリコン
すでに馬は外へ出たあとに到着。大仲には幸四郎師がおりました。黒板にはカルロットもペンテリコンも坂路で併せ馬と書いてあります。黒板にはカルロットは512キロ、ペンテリコンは488キロと書いてありました。

いつものEコース外の角馬場で輪乗りをしている幸四郎軍団。先に2頭が出て地下道へ向かいましたがカルロットの組もペンテリコンの組もまだ。どうやら浜中Jの一番の稽古が終わるのを待っている様子です。やがてこちらの広場に来て浜中騎手も合流。トンネルを潜りBコースから出てきて向こう正面まで行ってからまた地下道へ下りて坂路へと向かいました。

先にペンテリコンの組、鞍上には南井助手、シンドリームシンが先に行きます。少ししてカルロットの組が登坂。どちらも画面上では左、相手よりも少し後ろから行って道中で並んでゴール前で少し前へ出ると言った感じ。手応えも2頭共余裕残しでした。

先に厩舎で待ちます。ペンテリコンが帰ってきて馬上の南井助手が清生助手に『ゴール前で右に張る』と言います。馬房で話をします。『体は先週よりも増えているけれど輸送すると減るから一緒ぐらいかな。前走の鞍上がまだ体に余裕があるからもう一段階良くなると言ってたし、やはり1200の方がいいと思えるしね』と言います。牝馬限定は先約があるので彼は乗れないでしょうし、他地区だけに限定レースは入らないでしょうしね。一般の1200ダートで武史騎手騎乗が理想ですかね。

カルロットは幸四郎師はスタンドへ向かった様で北谷さんが曳いて帰ってきました。体はいい汗をかいていい感じ。北谷さんに聞きました。『金曜にゲート練習をします。体はいい感じになった気がしますが計った数字は一緒でしたね』との事でした。2頭ともに最終調整もうまくいった様子ですね。あとは結果を楽しみにしたいと思います。

栗東坂路(9月17日)
カルロット
52.8-38.6-25.2-12.8 馬なり
イェッサー
53.4-38.8-25.3-12.8 強め
内は3馬身追走してクビ先着

栗東坂路(9月17日)
ペンテリコン
53.2-38.4-24.7-12.2 馬なり
シンドリームシン
54.1-38.8-24.9-12.2 強め
内は4馬身追走して1馬身先着

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