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トレセンレポート

所有馬近況

2025.10.15 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
・キボウホー(牡2黒鹿)
父Zarak・母シーユーオールウェイズ
全休明けの水曜日、今朝もいちばんは松永幹厩舎から。自転車で到着して馬房へ入ろうとした時に、居城口から松永幹師が出てきました。さっそく挨拶のあとに先週のドラゴンのだらしなさを聞きます。『次はブリンカーを着用します。中3週で予定してます』との事です。次回の4回京都の2日目の1800ダートになります。キボウホーは明日朝に時計を出すと。そして『少し伸ばすかも知れませんね』と言います。馬房で待機していた大渡助手と話しますと『先週に初めて時計らしいところを出したぐらいで、来週ではまだ早い感じがするよ』と。『明日も坂路だけど週末ぐらいからCWへも入れて、来週に時計を出すが、そこでよっぽど動く様ならだがね』と。幸いに内向している脚元の方も大丈夫と言います。明日朝の稽古次第でしょうか。

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ(牡2鹿)
父ロードカナロア・母ドリームアンドドゥ
ビーチェマーレは大江助手が話してくれました。『札幌で使おうとした時にくらべてもヒザの具合が全然違ってきているから、あそこで待機したのは正解でしたね』と言います。続けて『けっこう前向きさがありますのでね。CWで追い切りもしたいですね』との事です。今週は明日に時計を出すそうですから、また寄って確認したいと思います。

●石橋守厩舎

・ショーライトイヤー(牡2栗)
父ドレフォン・母ノーチラス
馬房でバンテージを巻いているところへお邪魔しました。なかなか脚を蹴って担当の蓮尾さんにやらせません。やがて支度できてマシーンへと入って行きました。彼と話したところでは『先週はまだゲートの出が良くなかった』そうです。今朝も馬場内の左手の角馬場でほぐしてから坂路を1本乗ってからのゲート練習。ナダル産駒の僚馬とゲートを通してました。今朝は悪くなかった様に見受けられましたが、乗った芹沢助手は『まだ自分が何をしているのかが判っていない。まだこれからですよ』との事でした。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
厩舎の馬房前の広場で輪乗りをしていた中から深川さんが近づいてくれて話してくれます。『ドウアドバンテージ、まだ入院中なんですが回復手術したあと、廻りの皮膚が少し炎症をおこしてます。そこが治まってから放牧へ出る様になってます』との事です。使おうとした時で1年7か月。『ですので出走する時には2年以上たちますので、またゲート試験を受けないといけません』と苦笑します。二度も死に目にあっている馬です。本当にじっくりとやるしかありませんものね。お願いして後にしました。

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
馬房へ行きましたが、すでに出発した後の様です。黒板で朝いちばんに乗る様に書いてありましたのでスタンドで待ちます。やがてやってきたトッピボーン、角馬場でほぐしてからの坂路入り。途中で少しヨレる様な仕草を見せておりました。洗い場でトッピボーンを手入れしていた太田助手と話します。『ええ、手前を替えた時にそんな感じがありましたね。状態は変わりないですよ。明日は坂路、週末ぐらいからCWへ入れて時計を出すことになると思います』との事です。ダービー出走の経歴はやはり貫録になると思えます。来年はオープンでバリバリと戦ってくれていることを願うばかりです。楽しみな秋になります。また明日朝に寄って話を聞きたいと思います。

●武幸四郎厩舎

・カルロット
厩舎廻りを運動中のカルロットに出会いました。北谷さんに声をかけました。『ええ、変わりないですよ。明日時計を出します』と言って去って行きます。厩舎廻りの最後に寄りましたら大仲には上籠助手だけ。幸四郎師は今朝は不在だそうです。全部の追い切りは明日だと言うこと。コース外の角馬場で乗ってから馬場内の角馬場、そしてCWをキャンターで行くカルロットをじっくりと観させて貰いました。まだまだ余裕ある体つきと言うか、シャープさが出てない感じに見受けられます。来週の2戦目にどれだけ良くなって行くのでしょうか。

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