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トレセンレポート

所有馬近況

2025.10.16 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

●池江泰寿厩舎

・ドウジャスティ
丁度、広場から出て行こうとしている馬上の兼武助手と話せました。『ドウジャスティ、手術はうまく行きましたが、少し熱が出たのでまだ入院したままですが来週あたまぐらいには放牧へ出れると思いますよ』とのことです。引き上げようとした時に担当の橋口さんと出会いまして話します。『そうなんです。その骨片摘出の手術はうまく行ったのですが、熱が出たのと腸も少し具合が悪くなってしまい入院が続いてます』とのことだそうです。本当にイロイロとアクシデントがあるものですね。よろしくとお願いしておきました・・。

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン
運動中のトッピボーンと馬上の太田さんと話します。『今朝は坂路で時計ですか?、53秒ぐらいでしょうか』と聞きます。馬場内の角馬場でほぐしてからの坂路入り。前に自厩舎の2頭が行き、その少し後ろからトッピボーンが行きます。何かスイッチが入ったかの感じで行きっぷりがいいです。前の2頭が並んで進んで行くのを追いかけるとまでは言わないながらも、そう遅くはないペースで行きます。ゴール過ぎて時計を見てビックリ。51.2とまた早い時計が出ました。前もそんなことがありましたね。坂路出口で待ちます。姿を現したトッピボーンと太田さん。開口一番に『時計が出てしまいました』と言います。馬と並びながら話を聞きます。『オンとオフがハッキリしてしまう馬ですね。普段はボーッとしているんですが今朝はスイッチが入ってしまいました』と言います。まだ息遣いも荒いそうです。あと2本やれますしね。スタンドで笹田師に聞きます。『前の2頭も速かったからついて行ってしまいましたね』と言います。週末にCWに入れて週中は坂路、このパターンはいつもの事だそうです。11月1日の競馬、遠いようであっという間ですからね。

栗東坂路(10月16日)
トッピボーン
51.2−37.6−24.8−12.5 稍強め

●武幸四郎厩舎

・カルロット
大仲にいた幸四郎師と話します。『カルロットは明日に時計を出します』とのことです。先週も金曜でしたし、その流れでしょうね。帰りがけに運動中のカルロットと北谷さんに逢います。『明日やります』と歩いて行きました。普段はおっとりとしているカルロット。実戦でもう少し折り合えたら脚も使えるのだろうと思えます。2戦目ですべてが変わる可能性も大です。

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
キボウホー(牡2黒鹿)
父Zarak・母シーユーオールウェイズ

栗東CW(10月16日)
カロローザ
82.5−67.6−52.7−37.2−11.6 馬なり
キボウホー
83.2−68.3−53.3−37.7−11.9 叩き一杯
外が2馬身先行して2馬身遅れ

今朝も松永幹厩舎からスタート。大仲から奥すぐの馬房にドラゴン、そこから5頭ぐらい向こうにキボウホーがいます。ドラゴンは馬房でユッタリと。キボウホーはすでに用意しておりました。大渡助手と話します。『今朝は下で併せ馬をします』と、相手はと聞きますと2つ離れた馬房へ赴いて馬名を確認してくれました。カロローザ、1勝馬ですが稽古は走るそうです。当然に先行しての併せになるだろうとの事です。EコースからCWに入って進めていきます。各ハロンを2馬身ずつ先行して行きますが、4コーナーでは相手がすぐに内に並び鞍上の大渡助手の手も動きだしてます。1ハロンでも1馬身ぐらい遅れだし、相手は持ったまま。大渡助手が大きくステッキを振るうのが見えます。ゴールでは2馬身ぐらいあったでしょうか。広場で松永幹師が言います。『来週を延ばしましょう』と。厩舎廻りでクールダウンしているところへ駆けつけます。大渡助手は『初めていっぱいに追ったけども動けているよ。まだ稽古量が足りないから伸ばした方がいい』と言ってくれました。もう少し稽古を積んでから具体的にどこへなるのかを確認します。ドラゴンは後半に眼の前のEコースを通っていくのを見届けました。けっこう軽快に進んで行くのを観ていても実戦であれほどにズブくなるのが判りません馬です。次走ブリンカーで変身して欲しいものです。

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ(牡2鹿)
父ロードカナロア・母ドリームアンドドゥ
朝に黒板で乗り時間を確認しますと後半の厩舎出発が9時45分とあります。他所の厩舎より少しずらす感じの友道流かと思ってます。9時少し頃に馬場内の角馬場に現れて十分にほぐしてからの登坂。最初は画面の左端、ラチ沿いから離れません。少ししてから進みだしていきます。あと2ハロンから鞍上の手が動いております。ゴール前も押しておりました。坂路出口でおいつきまして自転車で歩いていく友道勢の大當助手に声をかけます。『最初の入りが思っているよりもゆったりとなりましたが、後はスムーズに行けました。初めて終いを強めておきました』との事です。ノドは相変わらずだそうです。そこはつきあって行くしかありませんものね。体を聞きますと510キロあるそうです。そんなに見えないのだから幅があるのでしょうね。『週末から下で少しやりだして時計も出して行きます』とのことです。あと3週ありますが1週前ぐらいに武豊騎手に乗って貰いますとも言っておりました。

栗東坂路
ビーチェマーレ
56.3−40.3−25.7−12.2 終い強め

●石橋守厩舎

・ショーライトイヤー(牡2栗)
父ドレフォン・母ノーチラス
今日は後半の乗り時間。9時にとありました。スタンドで待ちます。相棒はフェデラー担当の土屋さんです。父は同じくナダルです。けっこういいと石橋師から聞いております。馬場内の角馬場でほぐしてから坂路へ。2頭で並んで登坂して坂をおりてゲート裏へ、意外と早くゲート内に治まって2頭で出しましたが、今朝はショーライトイヤーがすっと反応して先に出ておりました。そのままEコースを半周して帰ってきました。鞍上の芹沢助手と話をしたかったのですが友道厩舎の坂路と重なりそうで、遠くから声をかけて両手で大きな○をいただきました。このまま順調に進めてほしいところです。

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