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トレセンレポート

所有馬近況

2025.10.29 トレセンレポート

平林雅芳氏によるトレセンレポート。キーファーズ所有馬の最新情報をお届けします。

©Yushi Machida

●松永幹夫厩舎

・ドラゴン
・キボウホー(牡2黒鹿)
父ZARAK・母シーユーオールウェイズ
厩舎へ着いて大仲前の黒板前に松永幹師がいますので近寄ります。『ドラゴン、放牧へ出ました』との事です。数日前に連絡が入ってはいましたが残念です。『また、やり直します』との事です。キボウホーの今朝の予定は後半にサラっととの事です。馬房へ行きます。大渡助手もいました。『まだ先だからそうやらない』と。心配するところはないとも言ってくれます。後半の9時半少し前に登坂。最後までゆったりした動きで終えました。見守っていきたいと思います。

栗東坂路(10月29日)
キボウホー
57.8−42.8−28.2−14.0 馬なり

●友道康夫厩舎

・ビーチェマーレ(牡2鹿)
父ロードカナロア・母ドリームアンドドゥ
馬房を覗くとまだ馬服のビーチェマーレがいました。大仲外の黒板で確認しますと一番のメニューに3頭併せ、ジョッキーは武豊騎手でCWと書いてありました。大江助手が近づいてきてくれて話します。『今朝は3頭それぞれにジョッキーが乗ってやります。豊さんには感触を確かめて貰います』との事でした。馬場内の手前の角馬場、そしてすぐ奥の角馬場へと移動して十分にほぐしてからジョッキーが跨ります。先週も併せたアドマイヤシュラには西塚騎手、ストーンズには永島まなみ騎手が乗りました。そして馬場へ出てきます。先頭がストーンズでビーチェマーレが少し近づき過ぎの感じで2馬身、アドマイヤシュラが3馬身ぐらい離れたドンジリ。次のハロンまでは良かったのですが、その次までは内からビーチェマーレが脚を伸ばして行ってもう併せ馬になりません。4角では後ろ2頭は並んで外ラチ沿いですがビーチェマーレは真ん中を通ってと完全に別々の追い切りとなりました。武豊騎手はそのまま脚を伸ばしておりました。時計を確認してから広場で待ちます。引き上げてきて開口一番に『走るけどちょっと返し馬とか難しいな。歩いて行かなければだね』と言います。併せ馬にもならないぐらいに行き過ぎるところはあるので心配してましたが、スタッフと話している『距離の1400は大丈夫』とが聞こえました。今朝は息も先週の様なひどいものは全くなく別馬の様でした。まずはひと安心でした。来週の京都土曜の1400芝がデビュー戦となります。

栗東CW(10月29日)
ビーチェマーレ
80.3−65.1−51.1−37.5−11.6 強め

●笹田和秀厩舎

・トッピボーン

栗東坂路(10月29日)
トッピボーン
53.1−39.0−25.1−12.4 馬なり

厩舎廻りに着いて暗い中を『おはようございます。お願いしますね』との声が聞こえました。太田さんがトッピボーンをまだ引いて歩いておりました。ですので追いかけて話をします。『今朝はそうですね。53秒ぐらいでしょうか。サーッとやっておきます』との事です。スタンドで待っていましたらいちばんで馬場内角馬場へ。それも4コーナー近くの小さい方で乗り運動をしてます。そしてほぐしてからの坂路行き。今朝は何もなくスムーズに終えた感じですし時計もほぼ予定どおり。少し時間をずらしてから厩舎へ。洗い場から馬房へ移したあたりに着きました。太田さんは『先週で体は480キロ。ですので競馬も470台で出れると思います。やっと丁度間に合った感じですね』との事です。そして『ゲートの中で啼きますので出が悪いんです』と言います。そこは仕方ない事なんでしょうね。ダービーへ出走した馬ですので、何とか条件クラスでは力の違うところを見せてほしいです。

●武幸四郎厩舎

・カルロット
・ダミエ
先週のカルロットはちょっと行きたがる恰好で逃げて2着。距離1600での勝利はできませんでした。次なる戦いはどうなるのかを聞きたかったのですが、まだ決まっておりませんでした。武豊騎手に聞きますと『ワンペースだな』と言っておりました。北谷さんに状態を聞くと何もありませんとの事でした。そしてダミエは明日に時計を出すそうです。三好さんに聞きますと『1週前だし明日はしっかりとタイムを出します』との事です。体は484キロとまだそうガタッと減っておりません。そこらをも聞いてみますと『やはり少しずつ減ってきている感じはありませんがね。カイバ喰いも別に細い訳でもありませんのでね』と言います。結局は輸送べりなんでしょうね。次週の東京1300で藤岡佑介騎手と黒板の番組には書いてありました。また明日朝に聞いてみます。

●四位洋文厩舎

・ドウアドバンテージ
詳しく聞きたくて厩舎に行きまして深川助手を探します。洗い場におりましたのでその後はと聞きます。『何とか退院のメドがありました。このままならば来週に厩舎へ帰ってこれそうです』との事です。具体的な事を確かめましたら『手術の開腹した場所が化膿してしまいましてね』との事です。そして『馬としては競走馬を忘れてノンビリと散歩三昧でカイバも美味しく食べてます』と元気な様です。とりあえずはひと安心です。死に目に二度三度と出会っている馬ですからね。ターフに戻れた時には拍手喝采をしてあげたいですね。

●大久保龍志厩舎

・マルシェ
スタンドで大久保龍師に坂路モニターを観てみろと言われます。チカミリオンがゴールを過ぎたところでした。いつ入りました?と聞きますと『昨日』との事です。話をしますと、どうやら福島2週目の西郷特別ハンデ戦か、次回京都2週目日曜の7Rの平地戦が予定になりそうとの事です。坂路から帰る頃合いに厩舎へ向かいますと丁度歩いてきたチカミリオンと八木さんに出会います。状態はどうですかと聞きますと『元気も出てきているからいいんじゃない』と言います。前を歩いている山口さんと話して『金曜朝ぐらいから時計を出すかも』と言ってくれました。何とか現級で好成績をあげたいものです。また引き続きお願いしますと言って別れました。

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